新戦力FW前田直輝が初先発で決勝弾!! 逃げ切った広島が完封勝利、首位・鹿島は7試合ぶり黒星

[4.2 J1第8節 広島 1-0 鹿島 Eピース]

 J1リーグは2日、第8節を各地で開催し、エディオンピースウイング広島ではサンフレッチェ広島鹿島アントラーズが対戦。1-0の完封勝利を収めた広島が3試合ぶりの白星を獲得し、鹿島は開幕節以来、7試合ぶりの黒星を喫することとなった。

 前節京都戦(●0-1)で今季初黒星を喫した広島は、同試合から先発3人を入れ替え、MF菅大輝、MF新井直人、そして3月27日に浦和から加入が発表されたFW前田直輝らを先発起用。一方、ここ6戦無敗(5勝1分け)で首位に立つ鹿島は、前節神戸戦(○1-0)から先発の変更はなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半22分に試合を動かしたのはホームの広島だった。切れのある動きで右サイドを突破したFWジャーメイン良のラストパスにニアサイドで合わせた前田のシュートはGK早川友基に阻まれる。しかし、FWヴァレール・ジェルマンが触れたボールが再び前田の元にこぼれてくると、今度はきっちり左足で蹴り込んだ。移籍後初先発で前田がいきなり結果を残し、スコアを1-0とした。

 すると、1点のビハインドを背負った鹿島にアクシデントが発生。MFチャヴリッチが脳しんとうの疑いがあるとして、35分にFW師岡柊生との交代を余儀なくされた。

 1-0のまま後半を迎えると、11分に鹿島がゴールに迫る。右サイドでボールを受けたDF濃野公人が巧みなボールタッチでPA内に持ち込むと、左足のフィニッシュに持ち込んだがゴール左に外れてしまった。17分には鹿島ベンチが動き、MF柴崎岳をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 20分には広島に追加点の好機が訪れる。しかし、右サイドからジェルマンが送ったクロスに飛び込んだジャーメインが至近距離からダイビングヘッドで合わせるも、好反応を見せた早川にストップされてしまった。  その後も広島に追加点は生まれなかったが、粘り強い対応で鹿島の反撃を許さず。逃げ切って1-0の完封勝利を収め、3試合ぶりの白星を獲得した。

#モーメントブースター でシェアして盛り上がれ!​⚽️ゴール (21:53)Naoki Maeda​​サンフレッチェ広島 vs 鹿島アントラーズ

​​DAZNでライブ配信中​#DAZN #FanZone pic.twitter.com/WbiDHQbSHc

関連記事: