【は?】日清食品から荷物が届いた → カップヌードル以外入ってない → 想定外のトッピングが隠されていた
今日もまた日清食品から荷物が届いた。こちらからお願いすることもあれば、先方から送られてくることもあるのだが、突然やってくる商品のほとんどが「謎肉放題」などの奇怪なものである。日清は我々を何だと思っているのか?
ところがどっこい、今回届いた荷物は「カップヌードル」である。あら、普通に食べちゃっていんですか? ……なんて思っていたのだが、ついに日清はとんでもない領域にまで足を踏み入れようとしているようだ。
・は?
私自身はカップヌードルは “そのまま食べる派” であるが、ちょい足しやトッピングと相性がいいことは存じている。中でも「シーフードヌードル + マヨネーズ」あたりはかなり有名だ。
なので読者のみなさんも「カップヌードルのトッピング」と聞いたら、様々な食材を想像することだろう。だがしかし、日清がやらかそうとしているトッピングは食材では無いのである。
・は?
ちょっと私自身も理解しかねているのだが、時間の針を巻き戻してお伝えしよう。
日清から荷物が届く
↓
カップヌードルが3つ入っている
↓
それ以外は何も入っていない……?
↓
なんだこれ?
↓
か、怪談トッピングだと……?
・は?
ちょっと何を言ってるのかよくわからないと思うが、大丈夫。私自身よくわかっていない。ただ日清が新たなトッピングとして「怪談」を推そうとしていることは確かだ。以下で日清の公式発表をご覧いただきたい。
「寒さは、カップヌードルにとってその温かさとおいしさを引き立てるトッピングのようなものです。
そこで弊社は、カップヌードルをめっちゃうまくするための方法として、聞いた人をゾッと凍えさせる怖い話を聞きながらカップヌードルを食べる “怪談トッピング” にたどり着きました」
いや「たどり着きました」じゃねえし。いやいや「たどり着きました」じゃねえわ。明らかに誤った場所に日清食品はたどり着いたようだが、本人たちにその自覚はないらしい。
そのロジックは「真冬のカップヌードルはウマい → 怖い話を聞いてさらに寒くなればさらにウマい」というもの。天才なのか、それとも大馬鹿なのか? おそらく後者である可能性が高いが、日清は本気だ。
・は?
その証拠に怪談から恐怖体験まで「ガチで怖い話」を、日清食品グループの公式YouTubeチャンネルで無料配信するという。その話し手も岩井志麻子氏や島田秀平氏など、マジな面々だ。
果たして日清食品はどこに向かおうとしているのか? やや心配な気がしなくもないが「真冬にめっちゃ怖い話を聞くとカップヌードルめっちゃうまいライブ」は2025年1月25日(土) 19時から配信される。
なお、稀代のカリスマ故・アントニオ猪木は、常々「馬鹿になれ」と言っていた。そういう意味で日清は清々しいほどの馬鹿であろう。最後にそのことを踏まえて、日清食品のメッセージをご覧いただきたい。
「寒さ × 怪談で本当にカップヌードルはうまくなるのか、信じられない方にこそ体感していただきたいイベントです。新概念 “怪談トッピング” を信じてすすれ!」
何が信じてすすれだ、バカ野郎ーーーーーー!
──完──
参考リンク:PR TIMES 執筆:P.K.サンジュン Photo:RocketNews24.
▼ここで配信されるとのこと。