新型「日産リーフ」 Google搭載でナビもエンタメも

日産自動車は、新型「日産リーフ」の日本仕様となるB7グレードを発表した。価格は518万8,700円から。

今年6月にグローバル発表された3代目となる新型「日産リーフ」は、次世代のクロスオーバーEVとして全面刷新された。78kWhのバッテリー容量を持ち、一充電あたりの走行距離は最大702km(WLTC)を実現している。

12.3型の大型デュアルディスプレイを採用し、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを搭載。「Google マップ」「Google アシスタント」「Google Play」の各機能に対応し、多彩な情報とエンターテインメントを利用できる。

ナビゲーションは「Google マップ」になりGoogleアカウントを同期することで、充電スポットを予測したルート検索やお気に入りの場所や保存したルートなどをスムースに表示できる。また、NissanConnect サービスアプリ機能の「ドア to ドアナビ」によって、充電残量を考慮して必要な充電を加味したルートを乗車前からナビゲーションに共有し、乗車後スムースに出発することも可能。

新開発のEVパワートレインは、モーター、インバーター、減速機といった主要な3つのコンポーネントを一体化した3-in-1構造とし、従来比でユニット容量を10%削減しながら、モーターの最大トルクを4%向上。

クルマ全体の冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステムも採用。エアコン、バッテリー、モーター、車載充電器の冷熱システムを統合することで、クルマの中で発生する熱を最大限有効活用する。ナビゲーションシステムと連動した「ナビリンクバッテリーコンディショニング」も採用し、走行ルートに応じてバッテリー昇温や冷却を自動で制御することで、エネルギー消費を最適化し、充電速度の向上にも貢献する。

また、充電ポートに接続する「AC外部給電コネクター」を使えば、ドアをロックした状態でも1,500Wの電力を使用可能。アウトドアアクティビティに加え、災害時の非常用電源としても活用できる。室内と荷室に合計2つの100V AC電源(1,500W)を搭載し、合計最大1,500Wの電力が使用可能。

「V2H(Vehicle to Home)」機能も搭載。自宅などにV2Hシステムを設置することで、車両のバッテリーから自宅に電力を供給できる。

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