ノーベル賞受賞物理学者が警告…AIの自信満々の回答にだまされてはいけない(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)

ノーベル物理学賞を受賞したソール・パールマッターは、AIが自信満々に答えを出すことで、人間が「自分は正しく理解している」と錯覚し、結果として過剰な自信を持ってしまう可能性があると警告している。パールマッターは、AIは人間の知的作業を代替するものではなく、批判的思考を支える道具として使うべきだと述べている。彼は、AIのアウトプットを確率的に扱い、疑いの目を持ち、常に誤りを確認する姿勢を持つように促している。 あなたはAI(人工知能)は人を賢くすると考えているだろうか。 【全画像をみる】ノーベル賞受賞物理学者が警告…AIの自信満々の回答にだまされてはいけない ノーベル物理学賞を受賞し、宇宙の膨張が加速していることを発見したことで知られるアメリカの天体物理学者、ソール・パールマッター(Saul Perlmutter)によると、おそらくそうではない。 彼によると、AIの最大の危険性は心理的なものであるという。AIは、人が実際には理解していないのに、理解しているかのような錯覚を与えてしまう可能性があり、その結果、人の判断力を弱めてしまう。この問題は、AIが仕事や学習の現場にますます浸透していく中で起こりやすいという。 2025年12月24日、ノルゲス・バンク・インベストメント・グループ(Norges Bank Investment Group)のCEOであるニコライ・タンゲン(Nicolai Tangen)がホストを務めるポッドキャスト「イン・グッドカンパニー・ウィズ・ニコライ・タンゲン(In Good Company with Nicolai Tangen)」で、パールマッターは「AIの厄介な点は、本当は基礎をまだ理解していない段階でも、すでに理解したかのような印象を与えてしまうことだ」と語った。 「学生たちは、本来、自分自身で考えて知的な作業ができるようになる前の少し早い段階から、AIに頼りすぎてしまう危険性がある」 パールマッターは、AIを最初から否定しているわけではなく、「AIは思考の代わりではなく、思考を支えるための道具として扱うことが正解だ」と話している。

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