丸亀製麺の「世界戦略」がキメ細かい! 台湾で食べた限定うどんが日本とも香港とも全然違った
いまや日本を飛び越え世界でも人気を博す丸亀製麺。売り上げ世界一の店舗は日本では無く「ハワイ ワイキキ店」であることは有名な話だ。ハワイ限定の「ガーリックチキンサラダうどん」は超絶ウマいんだよなぁ。
それはさておき、この記事では旅行で訪れた「台湾」で遭遇した丸亀製麵についてお知らせしたい。結果的に私(サンジュン)は「丸亀の世界戦略おそるべし……!」と感じずにはいられなかったのである。
・台湾には50店舗以上
公式サイトによると日本にはおよそ800店舗、そして世界に約300店舗を展開する丸亀製麺。その勢力はアジアのみならずイギリスやフランス、2025年にはドバイにも初進出を果たしている。
そんな中、50店舗以上を出店している台湾は海外における重要拠点の1つなのだろう。台北ではデパートやショッピングモール等、多くの場所で「丸亀製麵」の看板を見かけた。
私が訪れたのは新光三越の地下にあるフードコートに出店している丸亀製麵で、これといった “ジャパニーズ感” もなくごくごく自然に馴染んでいる感じ。お客さんの中にも日本人観光客らしき人は見当たらなかった。
・トマトうどん
さて、パッと見渡したところ「釜揚げうどん」を筆頭にメニューも日本と同じものもあるが「トマト鶏肉うどん(番茄雞肉烏龍麵)」がひと際目を引く。価格は中サイズが154元(約767円)で、大サイズが184元(約916円)だ。
実は香港の丸亀製麵で「トマト牛肉うどん」を食べたことがあり、大きな違いはチキンかビーフかだけ。ただその「トマト牛肉うどん」が激ウマだった記憶があり、今回もトマト鶏肉うどんをオーダーした。
また天ぷらも「餃子」があるなど多少の違いはあるが、提供スタイルなどは日本とほぼ同様。薬味も青ネギや天かす入れ放題は同じで、インドネシアの「唐辛子入れ放題」のような、台湾独自のサービスは発見できなかった。
・おや?
で、注文した「トマト鶏肉うどん」はというと、スープの方向性は香港とほぼ同じ。トマトの甘みと酸味が絶妙な「日本で販売しても絶対に売れる……!」と確信する激ウマスープである。
……が、麺が台湾と香港は全ッ然違う! 日本はコシが強いが香港はやわやわで、台湾は明らかに日本寄り。なんとなく「やわやわなんだろうなぁ」とイメージしていたが、うどんはしっかりコシがあった。
帰国後、ドラゴンボールZコラボの件で丸亀製麵の人とたまたま顔を合わせる機会があったので「香港はやわやわなのに台湾はコシがありましたね?」と聞いてみることに。すると……。
丸亀製麵の人「そうなんですよ~。国によってうどんの硬さも味付けも変えてるんですよ~」
……とのこと。丸亀製麵の商品の素晴らしさはもちろんのこと、そのマーケティング力とアジャスト力も丸亀製麵が世界に進出しまくっている理由なのだろう。丸亀製麵の世界進出はしばらく続きそうな気配だ。
いずれにせよ丸亀製麵は国によって味をローカライズしているので、機会があれば日本以外の丸亀製麵で食事をしても楽しいかもしれない。特に香港と台湾のトマトうどんは鉄板だ。
参考リンク:丸亀製麵 執筆:P.K.サンジュン Photo:RocketNews24.
▼なぜか台湾のあちこちで見かけるエリンギ。丸亀でも天ぷらがあった。