iPhone16e今日発売で東京都の新政策「高齢者のスマホ購入費助成金」に注目 都の「東京アプリ」普及につなげる狙いも高齢者は「いらない」「スマホ嫌い」

28日に発売日を迎えたアップルの新型スマホiPhone16e。 お安く買えるかもしれない助成金に注目が集まっています。

独自の生成AIを搭載しているうえに、iPhone16シリーズの中では最も安い10万円を切った価格を打ち出しています。

しかし、購入した人は「やっぱり高いなと思うが、円安もあるし、ある程度はしょうがないのかなという気はしている」と話しました。

これまで6万円台から購入できたアップルのiPhoneSEの販売が終了されるなど、年々上昇を続けているスマホの価格。

そんな中、東京都が新たに打ち出した政策に注目が集まっています。

それは、高齢者へのスマホ購入費用の助成。

都はスマホを持っていない高齢者への購入費用の助成を決めたのです。

スマホがお買い得になるかもしれない政策。 高齢者はどのように受け止めているのでしょうか。

街で話を聞くと「(スマホ)持ってないよ。だって必要ないよ~。(Q.これは何ですか?)何ですか?って普通のケータイよ」「いいんじゃないの、助成金を出すのは。いい考えだと思う」などの声が聞かれました。

高齢者へのスマホ助成金。 背景には都の公式アプリ「東京アプリ」の普及につなげる狙いもあるといいます。

東京都デジタルサービス局・山田忠輝局長は26日、「東京アプリを活用して都民サービスの質を向上していくためには、幅広い都民が利用できるよう支援策を講じることが重要」と述べています。

都が主催するイベントなどに参加するとポイントが付与される「東京アプリ」。 今後、マイナンバーカードと連動させ本人認証をすることで、15歳以上の都民に限り7000円相当のポイントを受け取ることができるキャンペーンも行われる予定です。

しかし、高齢者からは「ご存じのようにみんな年金なんだからさ、(スマホ代に)年金10何万円のうち10万円使っちゃったらどうするの。(Q.東京都が支援するとなったら?)いらない。悪いけど、その補助金があったら他に回してもらえたら」「(スマホ)嫌いだから。私86歳、ケータイは持ってない、とにかく固定電話だけ。スマホって悪いことがいっぱいあるじゃない。早くなくなってくれないかと祈ってるわ」など、冷ややかな声も。

都の担当者は、助成金の金額や対象者などをこれから検討していくとしています。

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