【速報・全文】「持ち株会社方式で3行の合併は行わない」青森みちのく銀行・岩手銀行・秋田銀行が経営統合に向けた協議開始の記者会見(2026年10月2日掲載)|青森放送NEWS NNN

青森みちのく銀行と岩手銀行それに秋田銀行の東北3つの地方銀行が2日午後盛岡市で記者会見を開き、経営統合に向けた協議を始めると発表しました。以下、岩手銀行の岩山徹頭取の冒頭あいさつ全文です。「株式会社青森みちのく銀行傘下に置く、株式会社プロクレアホールディングス。株式会社秋田銀行、株式会社岩手銀行の3社は、本日それぞれの取締役会で、経営統合に向けた協議、検討を進めていくことを決議いたしましたので、その内容を皆様にご説明する場を設けさせていただきました。なお、本件に関する東京証券取引所に対する適時開示は、本日15時30分に行っております。まず私から、本経営統合に関する検討開始の背景、経緯や、今後のスケジュールなどについて説明させていただきます。北東北3県では、全国平均を上回るペースで人口が減少しており、事業所数の減少など、地域経済に及ぼす影響が一層拡大することが懸念され、3行を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増していくことが予想されます。またフロンティアAI、サイバーセキュリティ等への対応・対策をはじめ、金融機関における経営環境は多様化、複雑化しており、今まで以上に機動的かつ高度な対応が求められております。このような経営環境におきまして、地域の持続的な発展に貢献するという、同じ使命を共有する3行の強みや、経営資源を相乗的に活用することで、より強固でかつ広範な経営基盤を構築し、地域課題に取り組んでいくことが、将来にわたっての地域、お客様の持続的な発展と、新たな金融グループとしての、企業価値の向上に資する、最適な選択であるとの認識に至り、経営統合に向けて協議、検討を開始することといたしました。これまでの経緯を説明しますと、秋田銀行と岩手銀行は、2021年10月に締結した包括業務提携「秋田岩手アライアンス」を通じて、様々な分野で取り組みを進め、業務面はもとより、人材交流などでも大きな提携効果を出してまいりました。そうした効果を勘案する中で、経営統合について具体的な検討を進めるべきとの考えで一致し、同時に統合効果をさらに大きくするためにも、秋田銀行、岩手銀行と4分の1世紀以上にわたって協力、連携してきた歴史があります、青森みちのく銀行を含めた経営統合の可能性を追求することでも考え方が一致しました。その後、青森みちのく銀行も認識を共にしている。同じ考えである、そういうことが確認されたことから、3行で経営統合の具体的な検討を進めることといたしました。合併前の旧青森銀行、秋田銀行、岩手銀行の歴代の頭取は、かなり前から定期的に情報交換や意見交換をしてきており、合併により青森みちのく銀行が誕生してからも同様に親しくお付き合いをさせていただいております。また、3行の本部各部署も、頻繁に情報交換などをしており、労働組合も友好な歴史のもと、非常に親しい間柄にあります。まさに労使ともに非常に親しい関係にあるわけで。こうした関係は他にはあまりないと思います。お互いを熟知し、自由に意見を言い合える信頼関係がある。そのような3行ですので、現下の経営環境下において、経営統合協議、検討していくという流れは、必然であり、経営統合により、大きな成果を出すことができると考えております。なお、今回の経営統合につきましては、持ち株会社方式とする方向で検討を進め、3行の合併は行わない予定です。それにより、3行のそれぞれのブランド力を活かして、企業価値向上に努めていくことを想定しております。

今後のスケジュールですが、2028年4月、1年半後となりますが、こちらの経営統合を目指して、検討や作業を進めてまいりますが、基本合意や最終合意の時期は、現段階では決定しておりません」

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