井上拓真が那須川天心を返り討ち “KOダイナマイト”が自身の採点を明かす【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】
格闘技・プロレス
27日に2戦目を戦った井上と那須川。写真:永島裕基
9月27日、プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者の井上拓真(大橋)と同級1位の那須川天心(帝拳)が対戦。チャンピオンが3-0(116-111が2者、114-113が1者)の判定勝利で、2度目の防衛に成功した。 昨年11月の初戦に続き井上が返り討ちにした一戦について、現役時代は“KOダイナマイト”と称された元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏が、自身のYouTubeチャンネルで採点を明かした。 試合は序盤の接戦を経て3回から井上のペースになり、4回終了時点で公開されたポイントで、ジャッジは40-36、39-37、38-38の2-0で井上のリードとした。 その後、7回に那須川が左ストレートでダウンを奪ったが井上が主導権を譲らず、8回終了時では2者が77-74で王者、1者が76-75で挑戦者につける。終盤もチャンピオンがやや上回り、逃げ切った。 そんな戦いについて内山氏はまず、競っていた序盤後の4ラウンドの採点で上回った井上が「良い風が精神的にも吹いた」と分析。自身の採点では115-112で王者の勝ちとしたと明かす。 7回のダウンシーンについては那須川の「ワンツー、あれは見事でしたね」とし、井上については以下のように振り返った。 「スレスレの攻防が終わった直後。拓真選手が笑った。お互いの攻防があった瞬間に一瞬、拓真選手は気が抜けてしまったのではと思って。そこでパンチをもらってしまったのかな」 ただ、ダウン後も冷静な試合運びをしたチャンピオンを「天心選手の詰め方は良かったと思う。ただ、それ以上に拓真選手のディフェンスが、距離が近いところで、上手くさばいて」とし、8回に盛り返した点も称えた。 一方、井上相手には痛恨の2連敗となった那須川だが、内山氏は成長しており評価も落ちていないとし、再起すれば世界王者になれると見立てる。そして、“3戦目”にも期待を寄せた。 構成●THE DIGEST編集部