イスラエルのガザ空爆で45人死亡、米支援の援助団体代表が突如辞任

イスラエル軍は26日、パレスチナ自治区ガザ全域で攻撃を続け、地元当局によると少なくとも45人が死亡した。攻撃された学校、26日撮影(2025年 ロイター/Dawoud Abu Alkas/File Photo)

[エルサレム/カイロ 26日 ロイター] - イスラエル軍は26日、パレスチナ自治区ガザ全域で攻撃を続け、地元当局によると少なくとも45人が死亡した。

ガザ市では避難民を収容する学校を空爆、女性や子どもを含め30人が死亡した。

イスラエル軍は26日、ガザで25日夜間に「イスラエルの市民や国防軍に対するテロ攻撃を実行するための計画や情報収集」に使われていたイスラム組織ハマスの指令拠点を攻撃したと発表。民間人への危害軽減へ多くの措置を講じたとしている。

ガザ市に隣接するジャバリアの住宅も攻撃され少なくとも15人が死亡した。

ガザへの国際支援が求められるなか、米国が支持する人道支援団体「ガザ人道財団(GHF)」のジェイク・ウッド代表が25日、突如辞任した。代表は声明で、「人道、中立、公平、独立という人道主義の原則」を守れないための辞任と説明した。GHFは26日から活動を開始する予定だった。 もっと見る

辞任は同財団をめぐる混乱を浮き彫りにするものだ。援助は中立的な立場で監視されるべきとの原則を損なうとして、各支援団体や国際連合はGHFに協力しない姿勢を示していた。

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