【日本ハム】DeNAに競り負け連敗...伊藤が113球完投負け3敗目 度会&石上適時打の2失点 バウアーに完投許す 清宮幸適時打の1点のみ
■プロ野球 交流戦 DeNA 2ー1 日本ハム (6日 横浜) 日本ハムはDeNAに競り負け、2連敗で貯金7。初回、先発・伊藤は桑原、度会の連打で先制を許すと、4回は石上の適時二塁打でさらに1点を失う。打線は5回までDeNA先発・バウアーにわずか3安打に抑えられていたが、6回に水谷、石井、清宮幸の3連打で1点を返すも力尽きた。伊藤は8回113球、被安打9、奪三振7、与四球1、2失点(自責2)の完投負けで3敗目(6勝)。 スタメンは1番レフト・水谷、2番セカンド・石井、3番サード・清宮幸、4番ファースト・レイエス、5番ライト・万波、6番センター・松本剛、7番キャッチャー・伏見、8番ショート・山縣、9番ピッチャー・伊藤。 打線は、中4日で先発のDeNA・バウアーの前に初回は三者凡退も2回、1死から万波の左前安打、松本剛の投犠打で二塁に進んだが、伏見が左飛に倒れた。 先発・伊藤大海(27)は6勝2敗、防御率2.38で今季10先発目。前回の5月27日・ソフトバンク戦(みずほPayPay)は7回6安打2失点(自責2)で勝ち投手。交流戦通算は6勝2敗、防御 率2.25、DeNA戦はプロ初登板。 初回の伊藤は先頭の桑原にライトオーバーの三塁打を許すと、度会の一、二塁間を抜けそうな深い当たりにセカンド・石井がダイビングキャッチも送球できず、記録は二内適時打となり0-1。 打線は3回、先頭の山縣がツーシームを捉え左翼フェンス直撃の二塁打も伊藤、水谷、石井が凡退。4回は中軸が内野ゴロ3つに打ち取られた。 2回の伊藤は1死から京田に中前安打も後続を退ける。3回は1死から度会、佐野の連打で一、二塁を招いたが、牧を遊ゴロ、筒香を左飛に打ち取る。しかし4回、先頭の松尾に左前安打、盗塁も決められると、京田から空振り三振を奪うも石上に左中間への適時二塁打を浴び0-2。 5回の攻撃は、先頭の松本剛が四球も伏見が三ゴロ併殺打。続く山縣がサード・石上のグラブを弾く痛烈な二塁打を放ったが、伊藤が空振り三振。その裏、伊藤が度会を遊ゴロ、佐野を空振り三振、牧を遊ゴロとし、2番からの好打順を8球で退けた。 6回、先頭の水谷が右翼線への二塁打、石井が中前安打でつなぐと、清宮幸が外角のナックルカーブを左前へ運び、1-2。なおも無死一、二塁から、レイエスの中飛で石井がタッチアップし三塁に進むと、万波がストレートの四球を選び1死満塁としたが、松本剛が遊ゴロ併殺打で1点止まり。 7回は先頭の伏見が四球で代走・矢澤を起用。山縣、伊藤が連続でバント失敗も水谷の打席で矢澤の二盗にキャッチャー・松尾の送球が外野に逸れる間に三塁に進む。水谷もストレートの四球で一、三塁としたが石井が三直で2者残塁に終わった。 その裏の伊藤は筒香を三飛、松尾を右邪飛、京田を空振り三振の7球で仕留めると、7回は2死から桑原に左翼線への二塁打、度会に四球で一、二塁としたが佐野を二ゴロに仕留めた。 打線は8回も続投のバウアーに対し、万波が初球を二内安打も、松本剛が一飛で得点奪えず。その裏8回のマウンドも上がった伊藤は2死から松尾に左翼線への二塁打も宮﨑を右飛とした。 打線は最終回も続投のバウアーから得点奪えず試合終了。伊藤は8回113球、被安打9、奪三振7、与四球1、2失点(自責2)の完投負けで3敗目(6勝)。