【UFC】日本フライ級戦士、6月決戦へ! 堀口恭司の難敵ウランベコフ戦に続き、平良達郎はデンバー合宿から沖縄へ、朝倉海の次戦は「流れた」ものの援軍も
UFC日本人フライ級ファイターの次戦が6月に集中しそうだ。
堀口恭司(American Top Team)の加入により、4人が名を連ねているUFCフライ級。5位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)、2024年12月のデビュー戦でUFC世界フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャに挑戦した朝倉海(JAPAN TOP TEAM)、鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)が参戦中。
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そのうち、6月21日(日本時間22日)のアゼルバイジャン大会で堀口が同級10位のタギル・ウランベコフ(ロシア)と対戦することが決定済み。
そして、UFC2戦目について「6月くらいには」と話していた朝倉海は14日の『ほのぼのかいちゃんねる』で、次戦について「決まりかけたんですけどね、ほぼほぼ決まって“うんよし”と思ってたら流れました」と、当初の対戦相手が、相手都合により流れたことを明かすと、「でもオファーが来たってことは多分、他の選手でまたオファーが来るんじゃないかな」と次戦が近いことを示唆。
「準備できてますね。来月でも戦えます。選んでられないし、今年2試合はしたいから早めにやっておきたい」と、試合の準備はできているとした。
そんななか、12日の『UFC 314』でフェザー級王座に返り咲いたアレクサンダー・ヴォルカノフスキー(豪州)が、試合後、朝倉海がファイトキャンプに参加する話があったとヴォルカノフスキーが明かし、JTTのビリー・ビゲロウコーチも「ヴォルクと彼のチームは、カイ、ミクル、そして私を彼のファイトキャンプにオーストラリアに招待してくれました。行けたらよかったのに! 学ぶ素晴らしい機会です」と実際にファイトキャンプに誘われていたとした。
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当初の相手は流れたものの、次戦が近づくなかで朝倉には援軍が来る可能性もある。
2025年6月7日の『UFC 316: O'Malley vs. Dvalishvili 2』で、ショーン・オマリー(米国)とのリマッチが決定したバンタム級王者のメラブ・ドバリシビリ(ジョージア)が、日本で朝倉海と練習する可能性を語っている。
朝倉はRIZIN時代に、ラスベガスでドバリシビリと練習を重ねることで、UFCの手応えを感じてきた経緯もあり、5月の『RIZIN男祭り』まで日本に滞在するビリー・ビゲロウコーチとドバリシビリの縁もある。それぞれの次戦に向けて、ともにトレーニングは実現するか。
そして、2024年10月の前戦ブランドン・ロイバル戦で17戦目にして初黒星を喫したUFCフライ級5位の平良は、米国デンバー合宿を仕上げ、沖縄のTHE BLACKBELT JAPANでは、さらなるキャンプでオタツロックに磨きをかけている。
同じく2025年3月のジョシュア・ヴァン戦で判定負けで、初めての敗戦を経験した鶴屋怜は、柏THE BLACKBELT JAPANに加え、TRIBE TOKYO MMAでの出稽古で、ONE王者の若松佑弥や和田竜光、LFAの上久保周哉、RIZINの神龍誠(5.4『RIZIN男祭り』で伊藤裕樹と対戦)らとも練習していることが報告されている。
堀口に続き、平良、朝倉の次戦が決定する可能性もあり、見逃せない6月決戦となる。
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