量子的会話がカーボンナノチューブと内部炭素鎖の間にあると判明 (3/3)

重力が粒であることを証明できるかもしれないMITの画期的な実験

米MITは重力が量子であることを証明するための技術としてセンチメートルサイズの振り子をほぼ絶対零度にする方法を開発したと発表。この装置を改良すれば理論上目に見えるサイズの装置で重力の量子性がわかります

量子トリックにより「観測しないこと」で物体を冷却することに成功

英ICLは物体から光子が検出されない瞬間だけを選んで観測することにより、観測の影響を物体に及ぼし物体を冷却できることを実証しました。しかしなぜ観測しないだけで冷却が実現できるのでしょうか？

量子の「超挙動」は一見何もないところからエネルギーを生み出せる

米チャップマン大はほとんどエネルギーを持たない量子系から超高エネルギー粒子が出現する量子の超挙動を理論的に証明したと発表。研究者はこれをまるで「無からエネルギーが作られる状態」と述べています。

同時に2つの場所に存在できる量子電池は充電を速くできる

台湾NCKUは1つの量子電池を同時に2つの場所に存在できる量子電池の実証に成功したと発表。あえて多世界解釈でたとえるなら「2つの世界線の重なる瞬間から1つの電池に一気に電力が流れ込む」イメージです。

１つの光子が同時に2カ所で観測される：多世界解釈の必然性に疑問符

広島大は観測技術を駆使して1つの光子が同時に2経路に存在できると発表。多世界解釈は1つの光子が同世界で観測できるのは1個のみです。さらに研究では1つの経路に負の個数の光子が現れる例も示されました