「トランプ・モバイル」が米国でサービス開始へ、携帯端末は米国製

Kelcee Griffis、Ashley Carman

  • トランプ大統領の息子2人がニューヨークのトランプタワーで発表
  • MVNO方式で提供-月額料金プランに遠隔医療サポートなど含む
US President Donald Trump Photographer: Jim Lo Scalzo/EPA

トランプ米大統領は、自身の名前を冠した携帯電話サービスを立ち上げる。通信ネットワークおよび端末機器は「米国製」にこだわる方針だという。

  トランプ氏の息子であるエリック・トランプ氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏が16日、ニューヨーク市内のトランプタワーで同サービスを発表。この日は、トランプ氏が2016年米大統領選への出馬を表明してからちょうど10年にあたる節目だった。

  トランプ・ジュニア氏は「真の米国民が通信キャリアから本物の価値を享受できるよう、この業界で最も優れた人々と手を組んだ」と述べた。

  大手携帯電話会社から通信回線を借り受ける形でサービスを提供する「仮想移動体通信事業者(MVNO)」は、ニッチ市場を狙うビジネスモデルとして近年注目を集めている。

  発表によると、「トランプ・モバイル」では月額料金プランに遠隔医療サポートや端末保護サービスなどが含まれる。100カ国超を対象とした国際通話のかけ放題サービスが提供されるほか、米国内に250席規模のカスタマーサービスセンターが設置される予定だ。

原題:Trump Launches Self-Branded Mobile Phone Service in the US(抜粋)

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