ヨドバシカメラ/体感できる売場で東海での認知度向上へ「名鉄名古屋店」オープン
2026年09月16日 10:41 / 店舗レポート
ヨドバシカメラは9月16日、名古屋市中村区に「ヨドバシカメラ マルチメディア名鉄名古屋店」をオープンした。名鉄名古屋駅直結の「名鉄ビル」に出店。2026年2月まで「名鉄百貨店本店」が営業していた場所に居ぬきで新店舗を構えた。藤沢和則社長は「名古屋の地ではまだヨドバシの名前が浸透していない」としており、新店舗を足掛かりに東海地区で存在感を発揮したい考えだ。
「名鉄百貨店本店」跡地を活用した「ヨドバシカメラ マルチメディア名鉄名古屋店」
愛知県の店舗は「サンシャインサカエ店」(名古屋市中区)に次いで2店舗目。2026年2月まで「マルチメディア名古屋松坂屋店」(同)が営業していたが、松坂屋名古屋店の大規模リニューアルに伴って閉店。これを受けて「サンシャインサカエ店」を2月に開業している。
東海地区4県(静岡・愛知・岐阜・三重)では、ヨドバシカメラの店舗は名古屋の2店舗のみ。新店舗では店舗近くに2000台分の駐車場を備え、名古屋高速道路なども近いため、ヨドバシの店舗がない他県からの来店も見込む。
売場は地下1階から地上4階までの5フロアで、売場面積は約1万1900m2(約3600坪)。「名鉄百貨店本店」跡地を活用しており、店内の設備は当時のままのものも多い。
「名鉄名古屋店」では、手に取って体感できる売場をモットーに店づくりをしており、さまざまな商品を実際に触って試せるのが売りとなる。
1階にはEC用の受取カウンターを設置
名鉄名古屋駅の改札口につながる地下1階は、日用品や医薬品、トラベル関連の商品がそろう。
地上1階は「携帯電話・電動モビリティ」のフロア。スマートフォンやスマホケース、スマホ用アクセサリーなどに加え、モバイルバッテリー、スマートウォッチなどを取り扱う。
さらに、ECサイト「ヨドバシ.com」で注文した商品を受け取れる専用カウンターを設置。例えば会社帰りにスマホで注文し、店舗で受け取って帰るといったことが可能になる。受取カウンターは、ヨドバシの他の店舗では通常レジに併設していることが多いが、居ぬきの空間を有効利用したという。
2階には吹き抜けを活用して双眼鏡売場を構えている
2階に上がると双眼鏡売場を設けている。1階から吹き抜けになっている建物の構造を生かして、双眼鏡を試せる場所にしている。
パソコン売場では、人気が高いアップルやウインドウズの最新モデルを目立つ場所に配置。近くにはマウスやキーボードも並ぶ。そのほかには、店の周辺にオフィスが多いことを踏まえ、ビジネス利用を見込んだモニターやプリンター、シュレッダーなどを集めている。また、パソコンを作りたい人向けにPCパーツコーナーも構える。
カメラ売場は充実のラインアップ
カメラ売場は、ミラーレスカメラをフルラインアップ。実際に試すことも可能で、海外のものをも含めてレンズを豊富にそろえる。「ライカ」のような高級カメラも手に取って試すことができる。アクセサリー類も網羅しており、専門販売員が顧客のニーズを踏まえて案内する。
ゲーミングコーナーも設置
ゲーム売場には「Nintendo Switch」や「PlayStation」のコーナーを設ける。その近くにゲーミングコーナーを設置し、ゲーミングモニターなど専用のデバイスを多数そろえている。
腕時計売場では、オメガやロレックスなどの高級腕時計から、安価なものまで幅広く取り扱う。
掃除機売場では実際にゴミを吸って試せる
3階には冷蔵庫や洗濯機、エアコン、美容家電などを集めている。
洗濯機売場は、時短などの観点で需要が高まっているドラム式を中心に、縦型の洗濯機や1人暮らし用のものなど豊富に並べている。
掃除機売場では、人気のコードレススティッククリーナーに加え、ロボット掃除機、ハンディタイプもそろえる。ゴミのサンプルを用意しているため、実際に試して吸引力を確かめることができる。
調理家電の実演も行う
さらに電子レンジや炊飯器のほか、コーヒーメーカー、ソーダストリーム、炭酸水メーカーなどの調理家電が充実している。それぞれ直接触って体感するだけでなく、実演により試食や試飲も可能となっている。
販売員に説明してもらいながら商品を試すこともできる
美容家電売場も広く確保し、人気ブランドの商品が充実している。ヘヤードライヤーなど商品の使い心地を試す際に利用できる鏡が付いた椅子も備え、鏡を見ながらどういった仕上がりになるか確認できる。また、美容家電の売場には女性販売員も多く在籍している。
4階のイヤホン売場では鏡を設置
4階のイヤホンの売場には、ニーズが高まっているワイヤレスイヤホンを豊富にそろえている。商品は自由に視聴することが可能。商品棚には鏡を設置し、装着時の様子を確かめることができる。
その隣はプロジェクター売場。昨今では、プロジェクターで地デジ放送やサブスクの番組を見れるため売れ行きが好調だという。そのため小さいサイズのものから大画面で映せるものまで、幅広く商品をラインアップしている。
「ミニLEDテレビ」のコーナーを作っている
テレビ売場は、大画面テレビを多数用意している。中でも、最新のミニLEDテレビのコーナーを強化。テレビの前にソファを設置するなど部屋に置いたイメージを再現している。
玩具売場には、動物フィギュアや、タカラトミーの「アニア」シリーズといった商品がそろう。これらは「名古屋松坂屋店」の頃から非常に人気があったという。
さらに1500面のガチャガチャを備えたコーナーを設置。隣には、クレーンゲームが合計40台近く並んでいる。
■ヨドバシカメラ マルチメディア名鉄名古屋店 所在地:愛知県名古屋市中村区名駅1-2-1 名鉄ビル地下1階~地上4階 店舗面積:約1万1900m2(約3600坪) 営業時間:9時30分~22時(年中無休)
提携駐車場:約2000台
取材・執筆 比木暁
ヨドバシカメラ/「名鉄名古屋店」9月16日オープン、名鉄百貨店跡地に居ぬきで出店
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