19歳の入谷響が2年ぶりルーキー優勝を達成 前週Vの高橋彩華が2位

◇国内女子◇ニチレイレディス 最終日(22日)◇袖ヶ浦CC新袖C(千葉)◇6594yd(パー72)◇晴れ(観衆4060人)

単独首位から出た19歳の入谷響が4バーディ、4ボギーの「72」で回り、通算12アンダーで逃げ切った。昨年の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストを7位タイで合格。26人の同期のうち最初のレギュラーツアー優勝者となった。

ルーキーイヤーで優勝した選手は、2023年「フジサンケイレディスクラシック」を制した神谷そら以来。前半で2つスコアを落としながら、持ち前の飛距離を生かしてバックナインで3バーディを奪い挽回した。優勝スピーチでは「前半はドタバタしたプレーになりましたが、後半に気持ちを切りかえて、18番でも最後しっかりバーディが獲れたので本当にうれしかった」と振り返り、「これからもたくさん優勝して、将来アメリカで戦えるプレーヤーになれるように頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。

前週の「宮里藍 サントリーレディス」を制した高橋彩華が、ささきしょうこ、この日「68」をマークした永峰咲希と並んで8アンダーの2位で終えた。鈴木愛内田ことこが7アンダーの5位だった。

小祝さくらは「71」で6アンダーの7位で今季初優勝を逃した。メルセデスランキング1位の佐久間朱莉は「77」と落として4オーバー47位で3日間を終えた。

<上位成績> 優勝/-12/入谷響 2T/-8/高橋彩華ささきしょうこ永峰咲希 5T/-7/鈴木愛内田ことこ 7T/-6/岡山絵里小祝さくら脇元華 10T/-5/藤田さいき青木瀬令奈吉川桃

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