タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper
【2025年3月31日】2025年3月28日にタイを襲った地震の影響で、ショッピングモール内の飲食店で会計を済ませずに避難した客に対し、複数の店舗が料金の免除を発表しました。英語メディアThaigerが伝えています。
タイでは3月28日にミャンマーを震源とするM8.2の地震が発生したことにより、バンコクを含む広い地域で被害が発生し、建物に亀裂が入るなどの被害が報告されました。地震発生時飲食店で食事中に揺れに見舞われた客の中には、そのまま支払いをせずに避難したケースも確認されています。
こうした状況を受けて、飲食チェーンを展開する各企業はSNSなどを通じて声明を発表。会計前に避難した客に対し、代金の請求を行わない方針を明らかにしています。
Iberry Groupは、同社が運営する「Berista」「Ros’niyom」「Charoen Kaeng」「Fa Pla Than」「Ruam Mitr Cloud Kitchen」「Thong Smith」「Fran’s」「An Gern-An Ga」「Chin Bo Daeng」などの店舗で料金を免除すると発表しました。
そのほか、「Saemaeul」「BHC CHICKEN」「ATM Tea Bar」を運営するMEATION GROUP、「MAGURO GROUP」「サンタフェステーキ」「マクドナルド」「MK」「Ginger Farm Kitchen」なども同様の対応を取るとしています。
また、ショッピングモール各社も柔軟な対応を進めています。バンコクの「サイアムパラゴン」「アイコンサイアム」、パタヤの「セントラルパタヤ」、バンコク郊外の「シーコンスクエア」では、地震当日の駐車料金を免除し、一時的な車両の宿泊駐車を認める措置が取られています。