非難も浴びたド軍24億円大砲…6年ぶり導入の変革 "復活宣言"で「報われつつある」
【MLB】ドジャース 6ー1 Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は1日(日本時間2日)、本拠地のホワイトソックス戦に「7番・左翼」で出場し、初回に中前へ2点タイムリーを放った。4打数1安打2打点で打率.175。最近5試合は21打数6安打の打率.286、2本塁打、6打点と結果を出し、試合後は“復調宣言”も飛び出した。
「調子が上がってきているし、得点圏でも自信を持って打席に立てている。チームの勝利に貢献することが一番大事なので、その感覚が戻ってきているのはいい兆しだ」
思い切った変革が実を結んでいる。打席内ではスタンスを少し広めにとり、右足をあげてタイミングを取るように。いわゆるレッグキック打法で、早めに始動するようにした。
「最後にやっていたのは2018年か2019年あたり。今はまた進化する必要があると感じて、再び取り入れて。相手が自分に対してどう対応するか、常に先にいく必要がある。最近は速い球にタイミングが合ってなかったから何かしら変化が必要だった」
対戦経験のない新人右腕スミスから結果を出し、初回4得点の猛攻を演出した。「まだやるべきことはあるが、これまでの努力が報われつつある」。開幕から打率1割台と苦しんできた通算173発男。昨オフに1年1700万ドル(約24億4000万円)で加入した“悩める大砲”が自信をつかんだのは何よりだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)