THE RAMPAGE武知海青が“進化”遂げてDDT入団初戦を白星で飾り、11・3両国国技館参戦表明!「いろんな選手と触れ合って、いろんなことを吸収したい」
DDTプロレスが7月13日、東京・後楽園ホールで「ROCK IN RING 2025 〜奏でろ打撃、叫べ歓声〜」を開催した。16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGE・武知海青が進化を遂げて、DDT入団初戦を白星で飾り、11・3両国国技館への参戦を表明した。 【写真ギャラリー】DDTプロレス入団初戦を行った武知海青(写真提供:DDTプロレス) 武知は昨年2月25日の後楽園大会で鮮烈デビューを果たし、同9月29日の後楽園、同10月3日の新宿FACEで試合を行った。6月5日にはパフォーマーとしてはLDH JAPAN所属のまま、プロレスラーとしてDDT入団を発表し、今回の4戦目を迎えた。この日、武知は上野勇希、彰人と組み、悪党軍団ダムネーションT.Aの佐々木大輔&岡谷英樹&MJポーと激突した。 ゴングが鳴る前、武知はデビュー戦で遺恨を残した岡谷に握手を求め、応じたかに見せかけた岡谷が蹴りを叩き込み開戦。武知は上野と連係、彰人ともコンビネーションプレーを見せるが、トップロープに上ったところで、佐々木がイスを投げつけて転落し場外戦へ。 佐々木は容赦なく、武知の頭にイスを被せて鉄柱攻撃、観客席のイスに放り投げた。リングに戻ると、武知は岡谷と壮絶なエルボーのラリー。さらに、トップロープからの攻撃を試みた佐々木をドロップキックで撃墜させた。そして、武知と上野がダブルでトップロープ超えプランチャを発射。 武知が岡谷にブレーンバスター、ドロップキック。佐々木のイス攻撃は阻止したが、背後から岡谷がイスで殴打し、ポーと3人がかりでいたぶった。佐々木がダイビング・エルボードロップ、クロス・フェースロックで締め上げるも、耐えた武知は佐々木に打点の高いドロップキック。 さらに佐々木にスワン式エルボーを叩き込み、チョークスラムで場外に投げ捨てて排除。最後は上野がBMEをポーに繰り出して完全無欠の3カウントを奪取。ラフファイトにも耐え抜いた武知は自力初勝利こそならなかったが、さらなる進化ぶりを披露し、入団初戦を鮮やかな白星で飾った。 武知は「僕がプロレスに参加することで、プロレスを見たことない方、会場で初めて見た方もいると思うんです。その点がどんどんつながれば、もっと大きな輪になって、もっとDDTを盛り上げて、もっとプロレスを盛り上げて、すごい旋風を起こせるんじゃないかと思ってます。これからも期待してください」とマイク。続けて「僕がDDTに加入したということは、今後も試合に参加したいと思います。まず、11月3日、両国国技館に出場したいと思います。誰でも対戦(相手)、募集してますので、興味ある方は僕にメンションしてください。一緒に戦いましょう」と初のビッグマッチ参戦を熱望した。 バックステージで武知は「楽しかった。いろんな攻撃も初めて食らって。勉強のつもりで、来いと思ってたんですけど、予想以上の攻撃が来て。もっといろんな選手と触れ合って。いろんなことを吸収したい」と話した。そして、11・3両国に向け「自分にとっては、(今までで)一番デカい会場で試合させていただくということで、緊張もあるんですけど、やってきたことを信じて、リングでは全身全霊でいきたいと思います」と力を込めた。 CyberFight取締役でもある彰人は「試合終わった直後に、すぐにでもまた試合したいと言ってくれて。プロレスに対する本気度を感じたというか。両国も、もう名乗りを挙げて。11月より先に出られるところはどんどん定期的に出てもらおうと思います」とコメント。上野が「上野恩賜公園とかでも見れるってことですか?」と問うと、武知は笑顔で「全然ありますよ」と答えた。 一方、敗れたダムネーションT.Aの佐々木は「武知海青、てめえの名前は覚えた。てめえをプロレスラーとしてこの頭に刻んだぞ! 次、俺たちの前に現れたらただじゃおかねぇぞ。今日あいつのせいでひどい目に遭ったぞ」、岡谷は「1年ぶりか。俺たちとやるとはいい度胸だな。物足りねぇ。所属になったんだろ? だったらもっとやろうぜ」と吐き捨てた。 【大会名】ROCK IN RING 2025 ~奏でろ打撃、叫べ歓声~ 【日時】2025年7月13日(日) 【会場】東京・後楽園ホール ▼ダークマッチ 15分一本勝負 高尾蒼馬&●夢虹 vs 吉村直巳&アントーニオ本多○ 6分36秒 ジャックナイフ式エビ固め ▼オープニングマッチ 30分一本勝負 飯野雄貴&納谷幸男&●石田有輝 vs 秋山準&クリス・ブルックス&佐藤大地○ 8分29秒 エビ固め ※マッドスプラッシュ ▼第二試合 3WAYマッチ 30分一本勝負 ●平田一喜 vs スーパー・ササダンゴ・マシン○ vs 男色ディーノ 4分19秒 横入り式エビ固め ▼第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負 竹田誠志&●イルシオン&桜庭大翔 vs MAO○&KANON with KIMIHIRO&須見和馬 11分10秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールド ▼第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負 藤田晃生&○正田壮史 vs To-y&高鹿佑也● 12分22秒 片エビ固め ※正田のチカラKOBUムキムキ ▼第五試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負 <王者>○鈴木みのる vs 青木真也●<挑戦者> 15分17秒 TKO勝ち ※エルボー連打→レフェリーストップ。第18代王者が3度目の防衛に成功。 ▼セミファイナル スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負 ○上野勇希&彰人&武知海青 vs 佐々木大輔&岡谷英樹&MJポー● 11分40秒 片エビ固め ※BME ▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負 <王者>○樋口和貞 vs HARASHIMA●<挑戦者> 16分55秒 片エビ固め ※クロースラム。第85代王者が初防衛に成功。 <写真提供:DDTプロレス>
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