「あんぱん」クセ強・六原永輔に嵩も激怒?たくちゃん謝罪もネット爆笑「アドリブ?」永六輔“激似”も話題(スポニチアネックス)|dメニューニュース
連続テレビ小説「あんぱん」第98話。六原永輔(藤堂日向・中央)は柳井嵩(北村匠海・右)に会うなり「あなたも一切を捨てて」。いせたくや(大森元貴)は怒る嵩に…(C)NHK
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第98話が放送され、元祖マルチタレント・永六輔氏をモデルとした六原永輔が初登場。俳優の藤堂日向(29)は朝ドラデビューを果たし、その“激似”ぶりに称賛が集まった。 <※以下、ネタバレ有> 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。 第98話は、柳井嵩(北村匠海)は黒板の予定がウソ、柳井のぶ(今田美桜)は秘書をクビになったと明かし、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ、嵩が漫画家として売れる気配はいまだない。ある日、いせたくや(大森元貴)が独特な雰囲気をまとう六原永輔(藤堂日向)を連れて柳井家へ。2人は嵩にミュージカルの舞台美術を依頼。自信がないと弱腰の嵩だったが、のぶに「たっすいがーはいかん」と背中を押され、翌日、稽古場を訪ねる…という展開。 1960年(昭和35年)。辛島メイコ(原菜乃華)はたくやと12年ぶりの再会。永輔は3姉妹に「お美しいの三拍子」と調子がいい。嵩は外出中だった。 CMソングも手掛ける売れっ子作曲家・たくやは嵩が描いた三星劇場の舞台のポスターに惹かれ、永輔はは「僕たちにしかできない、誰の真似でもない、日本で初めての、日本人による日本人のためのミュージカルにします」と力を込めた。永輔は「奥さまがこれほど素晴らしい方なら、ご主人も間違いないでしょう」と嵩に会わずオファーを即決した。 のぶと朝田蘭子(河合優実)は「嵩と永輔の相性」を心配した。 アトリエ。たくやから「もう全く楽しさが伝わらないね。君たちに技術があるのは分かった。技術なんていらない。君たち自身がこう楽しまなきゃ意味がないんだよ」とゲキが飛ぶ。 作・演出の永輔は嵩と初対面ながら「僕とたくちゃんは一切の仕事を辞めました。あなたも、このミュージカルに一切を捨てて取り組んでください」。たくやも「変わった奴なんだけど、天才だから」と手に負えない様子だった。 嵩「会うなり言うことがあれかね」「ごめん、ちょっと僕、帰りますわ」「僕はホント、普通の人間なんだよ。だから、付いていけないと思う」 たくや「怒らせたなら、謝ります。ごめんなさい」 嵩「いや、怒ってるわけじゃないんだ」 たくや「いや、怒ってます」 嵩「帰らせて…」 たくや「怒らせたなら、謝ります。ホントにごめんなさい」 嵩「違う。そういうことじゃない」 たくや「どういうこと?」 SNS上には「クセ強w」「永六輔が永六輔すぎる」「声も似せてきた」「確かに面影がある」「永六輔さんの話し方の癖を、演者さんがよく表現されていました」などと藤堂への絶賛の声。「最後、アドリブ?(笑)」「アドリブ合戦?2人の空気感、最高」「アドリブっぽいやり取りに朝から笑った」などと視聴者の笑いも誘った。
藤堂は、やなせ氏がモデルの柳井嵩役を好演中の俳優・北村匠海が初監督を務めた短編映画「世界征服やめた」(今年2月公開)、映画「東京リベンジャーズ」シリーズやフジテレビ“月9”「119 エマージェンシーコール」などに出演。念願の朝ドラ初出演となった。