新型ムーヴ乗り出し250万円コース!! 一見安いもほとんどオプションの現実
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135万8500円スタートのダイハツ新型ムーヴ。スライドドアになったこと、それに先進安全装備の強化などなどにより現行モデル比で約20万円ほどアップに。内容を考えればなっとくも、見積もりをもらったらびっくりな乗り出し価格だった!! 250万円は覚悟が必要なのだった!!!!!
文・写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】【見積もり書アリ】後席広っ!! 赤ボディもイイぞ!! 新型ムーヴ内装に全カラバリも30枚イッキ見(30枚)こちらはXグレード、ベースのLはBピラーがボディ同色となる
ダイハツ新型ムーブは全4グレードあり、L(135万8500円)→X(149万500円)→G(171万600円)→RS(189万7500円)の順。これまでのカスタムは廃止となりRSがその後釜的存在に。
並べてみるとLがかなりお買い得なように思えるが、装備が簡素でビジネスユースを意識したグレードで、日常使いはX以上がオススメ。とはいえベースグレードのLであっても先進安全装備スマアシ完備される。
現行モデルから約20万円の値上がりという声もあるが、ベースモデルは先進安全装備レスであったため、実質10数万円アップとなる。
内装の質感はかなりのモノ。色使いは高級車風でお見事!!!
個人的にはGを推したい!! というのもN-BOX、あるいは直接的ライバルとなりうるN-WGNなどは電子パーキングブレーキ&ブレーキホールド機能が標準装備であるが、新型ムーヴの場合G以上でなければ装備されないのだ。
加えてRSはアダプティブクルーズコントロールが標準だが、それ以下のグレードは「スマートクルーズパック」なるオプション(別途4万4000円)あるいは装着不可となっている。
ちなみに全車標準が当たり前になりつつあるシートヒーターはRS以外標準装備とならず、オプションとなるのだ。え!? とも思ったが、この作戦は非常にダイハツらしいのだ。必要最低限の装備はつけつつも贅沢機能はオプション設定とし、より購入しやすい価格設定というワケ。
手前が最上級グレードRS、奥が売れ線グレードになるであろうX。NA/ターボの違いはあるものの価格差はそれほど大きくないのだ
以上のことからGとRSの見積書をゲット。どちらも純正オプションの9インチのディスプレイオーディオにパノラマカメラ、ETCに前後ドラレコ、マットとバイザーを装着(約40万円)。Gに関してはそれにオプションのスマートクルーズパックをプラス。
加えて5年のメンテナンスパックを選んだ支払い総額は、Gが243万円、RSが258万円としっかりとしたお値段に。
多くのユーザーが使うであろう残価設定プランの5年均等払いで組むとGが約3.8万円/月、RSは約4万円/月となる。どちらの5年残価率も約20%であった。
スタート価格から考えるとかなりのお値段で驚愕ではあるものの、必要な装備を選ぶとしっかりとしたお値段となった。これは新型ムーヴに限らずではあるが、参考までに!!!
ともあれ実車をみた限りでは内外装の質感はかなりレベルアップしていたのも事実。10年以上ぶりの新型ムーヴの動向はかなり注目です!!!!!!!
【画像ギャラリー】【見積もり書アリ】後席広っ!! 赤ボディもイイぞ!! 新型ムーヴ内装に全カラバリも30枚イッキ見(30枚)