【一問一答】進藤勇也 昇格即スタメンで達の完封をアシスト「工夫をしながら投げてくれた」
■パ・リーグ23回戦 日本ハム2-0ロッテ(9月27日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムの進藤勇也捕手(23)が3カ月半ぶりに1軍に昇格して即スタメンマスクをかぶった。先発の達孝太投手(21)の好投を引き出し、完封をアシスト。三回には左前打を放ってチャンスメークし、2点目のホームを踏んだ。試合後の一問一答は以下の通り。
―昇格してすぐにスタメン。久々の1軍でどう感じたか 「しっかり準備はしていたので。緊張感のあるゲームに出られて良かったです」
―捕手として完封は最高の結果 「ものすごいうれしいです」
スタメンマスクの進藤=撮影・松本奈央―達の投球は受けていてどう感じたか 「これまで1軍で投げていた時の内容は映像でしか分からないので、ボールに対してはなんとも言えないんですけど、本当にうまく投げてくれました。ギアを上げるところは上げて、クイックをしたり。工夫をしながら投げてくれたと思います」
―リード面で気を付けたことは
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「どのボールを軸にするか、どのボールを修正させたいか。あとは相手のバッターを見て、話し合いながらやっていました」
―スタメンマスクを告げられたのは 「きょうの昼前ぐらいに伝えられました」
―それを聞いて 「本当に、やったーという感じでした」
―打撃でも三回のヒットが2点目につながった 「積極的にいこうと決めていました。その準備として練習もやってきたので、ヒットになって良かったです」
三回、先頭の進藤が左前打を放つ―2軍で過ごしていた期間を振り返って 「毎日、バッティングの技術や守備のスローイング、キャッチングを含め、すべてにおいてレベルアップしたいという気持ちでやってきました。毎日、いい練習ができていますし、試合の中でも意識して取り組めたのかなと思います」
―シーズン最終盤の昇格は想定にあったか 「呼んでいただいた時には、気持ちの面で準備はできていたので」
三回、左前打を放った進藤(右)―今後のキャリアにおいても大事な試合になったのでは 「こういう終盤のゲームで使っていただけるというのは、自分としても大きいです。ただ、きょうは良かったですけど、なんで良かったのか、考えて反省もして次につなげていきたいです」
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