「身を切る改革って言っている人が、『5万円上げます』って恥ずかしくて言えないっていうのは心理として分かる」 島根県・丸山知事 "閣外協力"連立政権の政策決定プロセス明らかにすべき
国会議員の給与月額5万円引き上げについて、自民党は今国会での法改正に向け調整に入った一方、連立を組む日本維新の会の吉村代表は、反対の意思を表明しています。 【写真を見る】「身を切る改革って言っている人が、『5万円上げます』って恥ずかしくて言えないっていうのは心理として分かる」 島根県・丸山知事 "閣外協力"連立政権の政策決定プロセス明らかにすべき これについて、島根県の丸山知事は、自民と維新、連立政権の政策決定のプロセスを明らかにすべきと、自身の考えを述べました。 島根県 丸山達也知事 「身を切る改革って言っている人が、『5万円上げます』って恥ずかしくて言えないっていうのは心理として分かる」 「でも、自民党の皆さんはそんなこと言ってないから」 身を切る改革として議員定数削減の議論も進む中での国会議員の給与の増額。 自民党が、月額5万円引き上げる法改正を行う方向で調整に入った一方、連立を組む日本維新の会は、吉村代表が、自身のSNSで「議員の報酬を上げるのは『明確に反対だ』」と投稿しました。 島根県 丸山達也知事 「比例定数50削減という話を『一丁目一番地だ』って言われたわけだから、それを実現できてないのに、『給与上げます』みたいな話をとても、支持者に説明できないというのは気持ちは良く分かる」 丸山知事は、日本維新の会が閣外協力で連立を組み、経済対策などの政策決定を行うことにも触れ。 島根県 丸山達也知事 「自民党としての党内手続きだけで、自民党の閣僚だけで決めて、それから維新に共有されるのか、それとも、自民と維新としては党内調整が済まされているのか」 「初めての自民と維新の連立政権での大きな政策決定がどういうプロセスで進んでいるのかが分からないっていうのがなんか…」 このように、丸山知事は、どういったプロセスで自民と維新の連立政権での政策が決定されるのか明らかにすべき、としました。
山陰放送