新AEON Pay×WAON POINTを徹底攻略 「ポイント二重取り」や「毎月10日の5%還元」に注目:スマホ決済のお得な活用術
イオンでは現在、コード決済サービスの「AEON Pay(イオンペイ)」をより強化するため、さまざまな施策を行っている。その第1弾ともいえるのが、2025年6月にAEON Payと電子マネー「モバイルWAON」を統合し、新「AEON Pay」のサービス開始だ。AEON PayとモバイルWAONそれぞれの残高が移行できるようになり、スムーズに決済できるようになった。
AEON Payの会員数は1030万人で、利用可能箇所数は376万箇所。決済取扱高は、2026年2月期 第3四半期で前年比150%の3408億円に拡大するなど、着々とAEON Payを軸とした基盤を固めている。その勢いは2026年にさらに加速する見込みだ。
2026年3月1日より順次、電子マネー「WAON」の決済で付与される「WAONポイント」を、「WAON POINT」に統合する。読みは同じだが、これらは異なる2つのポイント。統合されることで、分かりやすく、より便利に使えるようになる。
WAONポイントの利用方法は、これまでWAON残高にチャージするだけだった。しかし統合以降、WAON POINTとなってからは対象店舗での支払いに活用したり、AEON Payでポイント利用したり、他社ポイントなどへ交換したりできるようになる。
2026年度には、アプリをイオンウォレットからAEON Payに改め、AEON Pay独自の特典をより多く提供していく予定だ。
このようなイオンの勢いは、日々、加盟店を利用していても感じる。筆者はスーパーの「マルエツ」をよく利用するのだが、2015年にイオン傘下となったものの大きな変化はなかった。しかし2025年にAEON Pay やWAON POINTが導入され、これまでためていたVポイントよりもお得な特典が打ち出されるようになった。
そろそろVポイントからWAON POINTへの移行時期かもしれないと、AEON PayやWAON POINTをお得に利用する方法を調べてみた。
まずAEON Payにはコード決済とWAONタッチの2つの決済手段があり、3月1日以降、どちらで支払っても200円ごとに1ポイントのWAON POINTがたまる。なお、それまではWAON POINT加盟店以外の店舗では電子マネーのWAONポイントがたまる。通常0.5%のポイント還元だが、イオングループで利用すると常時2倍になって1%還元になる。
AEON Payの決済方法は、「イオンカード」または「イオンデビットカード」による「クレジットカード払い」、対象の銀行口座やイオン銀行ATMでの現金チャージによる「チャージ払い」「WAON POINT利用」の3つある。
このうち、ポイントがたまるのはクレジットカード払いとチャージ払いで、WAON POINT利用はポイント付与の対象外。また、AEON Payの決済をイオンカードやイオンデビットカードで行っても、その利用分としてポイントが付与されるので、ポイントの二重取りはできない。
だが、2025年6月からAEON PayとモバイルWAONの残高移行が可能になったので、WAONチャージのポイント還元が上乗せできるようになった。
イオン銀行発行の国際ブランド付きのクレジットカードの場合、モバイルWAON(Android)にオートチャージすることで0.5%のポイントがたまる。このWAON残高でAEON Payを決済することで0.5~1%のポイントがたまるので、合計すると1~1.5%分の還元率になる。
iPhoneユーザーなら、1~1.5%還元の高還元率のクレジットカードから「JALマイレージバンクアプリ」を使ったスマホ決済サービス「JAL Pay」にチャージ。JAL PayからApple Payを利用してWAONにチャージすることでポイントの3重取りが可能なルートもある。とはいえ、JAL Payからのチャージの還元率が2025年12月に0.5%から0.1%に下がったため、合計は1.6~2.6%還元になる。
手軽に得できる方法は、毎月10日に買い物をすること。イオングループの対象店舗でAEON Payを利用することで、基本の10倍のポイントがたまり、ポイント還元率が5%にアップする。対象店舗は、全国のイオン、イオンスタイル、イオンモール、ダイエー、ダイエーグルメシティ、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなど。店舗によっては日用品なども取り扱っているので、高額な買い物や食品のまとめ買いは毎月10日にするのがおすすめだ。
AEON Payをイオンカード払いにしている人なら、毎月10日の「AEON CARD Wポイントデー」は、どこでもWAON POINTが基本の2倍になる。また、55歳以上限定でAEON Payをイオンカード払いにしている人なら、毎月15日が「G.G感謝デー」で請求時に買い物代金の5%が割引になる。
毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」にイオングループの対象店舗でAEON Payを利用すると、買い物代金の5%割引となる。同じく毎月20日と30日にイオングループの専門店の対象店舗で「イオンゴールドカード」払いのAEON Pay(チャージ払い・WAONタッチ除く)を利用すると、請求時に買い物金額の5%が割引になる。なお、2月は決算謝恩として、20日、27日、28日に開催する。
イオンゴールドカードは、対象のイオンカードで年間ショッピング利用額が50万円以上など、一定の条件を満たすことで、年会費無料で入会が可能。ゴールドカードが無料で持て、WAON POINTをためる上でも有効なので、イオンカードの利用額を高めて、ランクアップを目指すのも悪くない。
その他、AEON Payのキャンペーンは頻繁に行われている。iAEONやイオンウォレットアプリのキャンペーンページをマメに確認しておこう。公式アプリの「イオンお買物アプリ」にも毎日使えるお得なクーポンがあるので、欲しい商品があったときにお得に購入できる。
WAON POINT加盟店やAEON Payが使える主な店舗は、イオングループ以外にもローソン、セイコーマート、セリア、島忠・ホームズなど、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなどにも拡大中。イオングループの店舗が近所にないからと今までAEON Payを意識していなかった人も、そろそろ最寄りの加盟店をチェックして、利用を検討してもいいかもしれない。
なお、AEON Payの支払いにWAON POINTを使った場合、ポイント付与の対象外になるので、たまったWAON POINTは「ウエル活」するのがおすすめだ。ウエルシア薬局では毎月20日のお客さま感謝デーにWAON POINTを使って買い物すると、通常の1.5倍分の買い物ができる。
- AEON PayがWAONと統合、それぞれの残高移行が可能に 毎月10日はWAON POINTが10倍 イオンとイオンフィナンシャルサービスは「AEON Pay」と電子マネー「WAON」を統合した新サービス「AEON Pay」を提供開始。残高移行機能や加盟店の拡大、スマホ限定デザインの発行などを行う。
- 新生「AEON Pay」はWAONと統合して何が変わったのか? スマホ決済市場での戦い方を聞く イオンのコード決済サービス「AEON Pay(イオンペイ)」が、2025年6月26日より新しくなった。具体的には、AEON Payのコード払い(コード決済)とWAONタッチ(タッチ決済)の残高移行が可能になった。コード決済市場が盛り上がる中、AEON Payも存在感を高めていく考えだ。
- WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【2月5日最新版】 5000ポイント還元や10~30倍還元のチャンス イオングループが今月実施しているキャンペーンをまとめた。2月はイオンカードの分割払いに関するキャンペーンが多い。
- WAONを持つイオンがスマホ決済「AEON Pay」を強化するワケ カギは「iAEON」アプリ イオンのコード決済サービス「AEON Pay(イオンペイ)」が、イオングループ以外の加盟店にも拡大中。AEON Pay は「iAEON」アプリの1つの機能として搭載された。AEON Payが広がることでタッチポイントの拡大にもつながるという。
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