森田望智、米と肉で7キロ増量 格闘家役で初のゾーン体験「命燃やす感覚」
Netflixシリーズ「全裸監督」(2019・2021)やNetflix映画『シティーハンター』(2024)など作品ごとに圧倒的な存在感で観る者を惹きつける俳優・森田望智。先ごろ2027年度前期連続テレビ小説「巡るスワン」のヒロインに抜擢されたことも話題の森田が、新作映画『ナイトフラワー』(公開中)で挑んだのは、心に傷を負った総合格闘家・芳井多摩恵だ。過酷な肉体改造を経て手に入れた、研ぎ澄まされた肉体と魂は、「演じる」という言葉を超えた説得力を放つ。内田英治監督と4度目のタッグを組み、俳優としての新たな扉を開いた森田の「覚悟」に迫る。
自身とかけ離れた役柄で肉体改造からスタート
映画『ナイトフラワー』より多摩恵(森田望智)の格闘シーン (C) 2025「ナイトフラワー」製作委員会映画『ナイトフラワー』は、『ミッドナイトスワン』(2020)で日本映画界に衝撃を与えた内田監督がオリジナル脚本を手掛けたサスペンス。二人の子供を抱えながら困窮した生活を送る主人公・永島夏希(北川景子)が、ドラッグの売人になることを決意するなか、森田演じる孤独な格闘家・多摩恵と出会い、苦しいなかにも希望を見出していくストーリーだ。
ADVERTISEMENT森田にとって内田監督とのタッグは「全裸監督」シリーズやドラマ「湘南純愛組!」(2020・Prime Video)などに続いて4度目。これまで多様な役柄に挑んできた森田にとっても、多摩恵は想像の埒外(らちがい)にあった。脚本を読んでも、自分がリングに立つ姿をどうしても思い描けなかったという。あまりに自分とかけ離れた役に、正直戸惑いがあった。
「普段は脚本を読むと“わたしが演じたらこうなるかな”と考えるのですが、今回は全くイメージが浮かびませんでした。それほど自分からは遠い役でした。でも、だからこそ内田監督がまだ見ぬわたしを期待してくれていると感じたんです。もし演じ切れたなら、知らない自分に出会える期待がありました。でもきっとすごく大変な道のりだろうな、というのが率直な思いでした」
内田監督からの具体的な指示はほとんどなかった。「そんなに頑張らなくてもいい」「出来具合に合わせて脚本は変える」。そんな言葉に戸惑いながらも、森田は孤独な闘いを始める。監督の言葉とは裏腹に、日に日にレベルアップする脚本が無言の檄となって彼女を追い込んだ。
「自分次第というのは難しかったです。やれる範囲で頑張るしかないのですが、リミッターを決めるのも自分なので。孤独な闘いでした。ひたすらステーキと米を食べました。寝る前が一番体重を増やすのに良いと聞き、深夜2時にステーキを焼いてご飯を食べ、朝起きてもまたご飯とステーキ……という生活を続けていました」
ADVERTISEMENT肉体という「外側」を徹底的に作り上げる日々。食事とトレーニングにより7キロ増量することとなったが、それは彼女が大切にしてきたアプローチとは真逆だった。だが、その先に、俳優としての新たな発見が待っていた。
「いつもは気持ちが先行し、後から見た目がついてくるタイプですが、今回は外側から作りました。格闘家である以上、説得力がなければダメですから。本物の格闘家の方と比べればたいしたことはありませんが、自分なりに最大限やれば、多摩恵という役を自分自身が信じやすくなります。外側から来る心の影響、心と体の繋がりをすごく感じました。見た目から心が作られることもあるというのは新たな発見でした」
「全裸監督」の時から芝居に嘘が見えた瞬間に強制終了
必死に二人の子を育てる夏希(北川景子)のボディガードを務めるうち、いつしか互いにかけがえのない存在になっていく内田英治監督との関係は、「信頼」という言葉だけでは片付けられない緊張感をはらむ。オファーのきっかけは、監督からの「君って運動神経良い?」というLINEのみ。多くを語らず、ただ俳優の覚悟を静かに見つめる。
監督が求めるのは、俳優が「その役を生きる」こと。森田いわく、嘘や取り繕いは一瞬で見抜かれる。だから俳優は生半可な気持ちではカメラの前に立てない。全身全霊で役にならなければOKは出ないという。
ADVERTISEMENT「『全裸監督』で初めて監督の現場に入った時、嘘が見えた瞬間に撮影が止まるんです。本物を大切にされる方で、演技として“演じる”のではなく、その人物としてそこに存在できているかを見られているようでした。だからこそ、その役にならなければOKをもらえません」
その厳しさの根底にあるのは、俳優への深い信頼だ。当時、内田監督に言われた言葉が、今も森田の指針となっている。
「“君は上手じゃないから、気持ちでやれ”と。“今から技術を磨いてもベテランには敵わない。限られた時間では気持ちで勝つしかない”と言われました。だから深く考えず、その役として生きることだけを考えればいいと、最初に教えてくれたのが内田監督です。今回も難しかったですが、やはり覚悟が問われているのだと思いました」
戦いとは無縁だった自身を鼓舞した格闘家の言葉
夏希の長女・小春(渡瀬結美)と次男・小太郎(加藤侑大)も多摩恵になつき、“家族”のような絆を育んでいくが……もともと「戦いとは無縁」で、なぜ人が痛い思いをしてまで争うのか理解できなかったという森田。だが、多摩恵として生きる中で答えに近づいていく。きっかけは、ある伝説的な格闘家のドキュメンタリーだった。
「格闘家のコナー・マクレガーさんのドキュメンタリーで、“死ぬ覚悟で挑み、殺す気でいる”と語られていました。わたしも撮影佳境では、生死をかける覚悟で臨むと、勝ち負けより“生きている感覚”を求めているのでは、という気持ちになりました」
ADVERTISEMENT勝ちたい、負けたくない。そんな思いを超えた先にある、剥き出しの生命の感覚。死と隣り合わせのリングの上だからこそ感じられる、圧倒的な「生」の実感。その片鱗に、森田は確かに触れた。
「普段“生きている”と実感することは少ないですが、試合の撮影中に限界まで追い込まれたとき、あとワンカット、死ぬ覚悟でワンパンチだ”と思うと、本当に命を燃やしている感覚がありました。“このために皆やっているんだ”と強く感じました。自分のすべてを懸けて挑むことで、 “死にたくない、生きたい”と感じるからこそ、生きる喜びが感じられる。わたしはその一瞬、その片鱗に触れられたのだと思います」
それは、普段の芝居で感じる「役を生きる」感覚ともまた違う、特別な体験だったという。思考や感情、役の背景といったすべてが削ぎ落とされ、最後に残るもの。
「“今、わたしには魂しかない”という感覚は、普段のお芝居ではあまりありません。お芝居は景色や気持ちなど全てを含んで生きる感じですが、それが削ぎ落とされゾーンのような境地になったのは初めてかもしれません。不思議な体験でした」
やり遂げたかと問うと、「まだまだです。もっとできたはず」とストイックに自身を見つめる森田。だがその言葉とは裏腹に、彼女がスクリーンに刻んだ魂の燃焼は、観る者の心を激しく揺さぶるだろう。(取材・文:磯部正和)
※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 2
世界的にも注目を集める細田守監督の4年ぶりの新作アニメーション映画『果てしなきスカーレット』(公開中)には、アクション界で注目を浴びる『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの主演・伊澤彩織&アクション監督・園村健介コンビも参加している。これまで主に実写のアクション作品で活躍してきた二人が、本作で担った役割や裏側を語った。
本作は、シェイクスピアの戯曲「ハムレット」をモチーフに、国王の父を殺された王女・スカーレット(声:芦田愛菜)が、その復讐に失敗して墜ちた“死者の国”で看護師の青年・聖(声:岡田将生)と出会いつつ、再び復讐を果たそうとする旅を通して、“人は何のために生きるのか”を問いかける。スカーレットとさまざまな敵との戦いも見どころで、園村はアクションシーンの動作を設計するアクションコーディネーターとして、伊澤はそのアクションシーンの見本となる実写映像(ビデオコンテ=Vコン)でスカーレットのアクションを実演するスタントアクターとして参加している。
ADVERTISEMENT『バケモノの子』参加がきっかけに
仲良しの二人園村は細田監督の『バケモノの子』(2015)で、冒頭のシルエットの演舞シーンのモーションキャプチャーコーディネーターを務めている。テレビゲームや3DCGアニメにも参加経験のある園村は、細田作品のCG制作に参加している映像制作会社デジタル・フロンティアとの仕事も多く、同社から『バケモノの子』に続いて声をかけられ、脚本を読んだ上で細田監督との打ち合わせが行われた。
「細田監督が今回はいつもと違う表現をやりたくて、自分のような実写畑のアクション演出技法を取り入れてみたいとのことでした。それで絵コンテやキャラクターデザインや舞台設定などを見せていただき、各シーンの意図や見せ方を説明していただいたのが最初でした。僕の方からは脚本の解釈に差異がないかを確認した程度で、細田監督からは絵コンテの流れを元にしつつも、絵コンテ通りのアングルでなくていいので、自由に膨らませて作ってみてくださいとのことでした」(園村)
ADVERTISEMENTそこで園村が、Vコンでスカーレット役を演じるスタントアクターとして声をかけたのが、「付き合いが長くて声をかけやすいし、芝居としてアクションの中で感情表現ができる上で、最も適任」と信頼する伊澤だった。園村が所属するユーデンフレームワークス(『キングダム』「今際の国のアリス」シリーズなどのアクション監督の下村勇二が代表を務める会社)の作品に参加経験の多い伊澤は、園村のことを「アクションを始めた頃から10年位の成長を見守ってくださっている方の一人なので、心の中で師匠や兄弟子だと思っています」と語る。実は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで組んだのも、伊澤と高石あかり(※高=はしごだか)が映画『ある用務員』(2021・阪元裕吾監督)で演じた女子高生の殺し屋コンビが好評を得て、二人のダブル主演で映画『ベイビーわるきゅーれ』(2021)が企画された際に、伊澤が尊敬する園村を阪元監督に推薦したことがきっかけだったそう。
スカーレットの心情や体格からアクションを構築
映画『果てしなきスカーレット』よりヒロインのスカーレットアニメーションといえど作品との関わり方は実写と近く、園村は制作過程を「まず脚本を読み、戦うキャラクターや舞台設定を見た上で、このシーンのスカーレットはこのぐらいの体格だからこういう技を使おうとか、敵は鎧を着ているから少し重めに動こうといったふうに、スタントマンを使って各アクションシーンをカット割りまで含めて作り込み、それをVコンで撮って提出し、監督のイメージと違うところは修正するといったやりとりをしていきました」と振り返る。伊澤は「わたしも脚本を読んでスカーレットが誰とどういう心情で戦うのかを踏まえて演じてみて、“もっと女性が戦う時の重量感の違いを出してみて”“バランスを崩してほしい”“このシーンではどう動ける?”といった演出を受けながら、園村さんの頭の中のイメージを具現化すべく演じていきました」と、園村とのイメージをすり合わせつつ演じていった。最初のコーネリウス(声:松重豊)との戦闘シーンまでのVコンを制作し、中盤以降の騎馬戦や群衆の戦闘場面などのアクションシーンは、モーションキャプチャーなど、それぞれのアクションシーンにあわせた方法で制作し、伊澤は前半のVコンのみに参加したという。
そうしてアニメーションとして完成した映像は、園村が「リアルなフルCGアニメの場合はモーションキャプチャーがかなり反映されますが、今回のような手書きアニメーション風のセルルックCGの場合、Vコンやモーションキャプチャーは、アニメーターの方が作画する上での効率的なガイドとして使われているように思います」と語る通り、Vコンやモーションキャプチャーをそのままトレースしたわけではなく、活かすところは活かしつつもアニメならではの演出を加えた上で映像化されている。Vコンは一つのカメラに対して効果的なアクションをアングルやカット割りまで具体的に提示し、モーションキャプチャーはアクションの振付的な動きの素材を360度カメラで撮って委ねる。おそらく細田監督も時間が許せば実写のアイデアをより取り入れるため、Vコンで撮ったアクションを基にしたかったようだ。
ADVERTISEMENT細田監督のこだわりが強かったコーネリウス戦
スカーレットに襲い掛かるコーネリウスの声は松重豊完成した作品はVコンがすべて反映されたわけではないが、二人共に「不思議な気持ち」だそうで、園村は「よく見ると名残がありつつ、アニメらしさに変換されて統一性のある形に落ち着いた感じがします」と感慨深い様子。Vコンで作り込んだ、復讐に燃えるスカーレットが幼少期から戦うための訓練を積むシーンなどは成長過程の一部としてしか使われていないが、特にVコンが活かされていたのは、スカーレットが“死者の国”で初めて本格的に戦う一連のシーン。スカーレットが剣を持った3人の兵士、槍を持った2人の兵士、鎧を着た大柄な剣士と連戦後、父の敵の一人のコーネリウスと戦う一連は、二人にとっても特に思い入れが強いという。
「この一連はすごく好きで、イチオシです。例えばスカーレットが槍を持った兵士と2対1で戦うシーンは一瞬ですけど、槍を構えた2人に挟まれたスカーレットがナイフを出すと、敵が足をあげたり飛び跳ねたりして挑発するような表現をする。そこにはこだわって何回も撮り直したVコンの動きがそのまま使われていますし、他のシーンでもスカーレットの目線の動きや拳の跳ね返り方など、細かいアイデアまで反映されていたのが嬉しかったです」(伊澤)
ADVERTISEMENT「コーネリウスのキャラクター性を反映したアクションは、細田監督もこだわりが強く、1回撮ったVコンを丸々作り直しています。キャラクターデザインを見て、最初は体格の大きい人物がやるような大振りや怪力的な動きで作ってみましたが、細田監督は“歴戦の勇士なのでシャープにしたい”と。そのため、使う技に戦闘経験の深みが伺える玄人好みのアクションにしていますが、綺麗でカッコ良い動きよりは、リアルで泥臭いものの方が監督の反応が良かった。例えば、スカーレットの足の甲を踏んで動かせないようにして攻撃するとか。逆に劣勢のスカーレットは力の差を出すため、動きがすごく粗いし、出す技を全部返される感じで、拳を拳で打ち返されたり、蹴った足裏を拳で弾き返されたりと、どうすれば印象に残るやられ方になるかを考えて組み立てています」(園村)
園村、伊澤共に、新たな制作参加の形や表現の幅の広がりなどを感じて、得たものが大きかったという。本作は様々な新しい表現や技術に挑戦しているが、アクションシーンも実写のようなリアリティある動きにアニメならではのケレン味も融合した魅力的な作品となっている。新たな表現や相乗効果の可能性を感じるアニメ業界と実写のアクション業界の融合の機会は、今後も増えていきそうだ。(取材・文:天本伸一郎)
※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 3
高石あかり(高=はしごだか)が主演を務める連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)は、12月1日に第10週「トオリ、スガリ。」第46回が放送。あらすじを紹介する。
松江に冬がやってきた。トキ(高石)は、初めての松江の寒さに震えるヘブン(トミー・バストウ)を温めながら見守る。そんな中、松江中学の生徒・小谷春夫(下川恭平)がヘブンの忘れ物を届けに現れる。
ADVERTISEMENT寒さのあまりお風呂にいってしまったヘブンを待つ間に、交流を深めるトキと小谷。どうやらトキと話すのが目的だったようで……数日後、トキの家の前をウロウロする小谷をサワ(円井わん)が目撃する。
朝ドラ113作目の「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘で、作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルのオリジナルストーリー。島根や熊本などを舞台に、急速に西洋化が進む明治日本の中で埋もれていった人々や、怪談を愛する夫婦の何気ない日々を描く。
脚本はNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(第30回橋田賞受賞)などのふじきみつ彦。ハンバート ハンバートの主題歌「笑ったり転んだり」がドラマを彩る。(清水一)
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 4
テレビアニメ「キミとアイドルプリキュア♪」(ABCテレビ・テレビ朝日系、毎週日曜朝8時30分~)の第42話「コネクト!キミからのEcho」が30日に放送され、佐久間大介(Snow Man)が声を当てるレジェンドアイドル・響カイトが「キュアコネクト」に変身したことが明らかになった。
【画像】Snow Man佐久間大介、キュアコネクトに奇跡の変身!
「キミとアイドルプリキュア♪」は、アイドルをテーマにしたシリーズ第22弾。歌うことが大好きな少女・咲良うたがアイドルプリキュア「キュアアイドル」に変身し、人々のキラキラを奪うチョッキリ団に立ち向かう。
ADVERTISEMENT30日放送の第42話では、親友であるカズマが敵キャラクター・ジョギになっていたことを知ったカイトが、絆を取り戻すために歌うことを決意。親友を想う強い気持ちが一瞬の奇跡を生み、カイトは「キミと奏でる、ハートの絆! 空の向こうへ、キュアコネクト!」というセリフと共に、新たなプリキュア「キュアコネクト」へと変身した。レジェンドアイドルの風格を感じさせるデザインで、歌を聞かせていた空のような透明感溢れるターコイズブルーのマントを翻す変身シーンは、第42話でしか見ることのできない美しい仕上がりになっている。
響カイト&変身後のキュアコネクトの設定画 - (C)ABC-A・東映アニメーション念願の変身を果たした佐久間は「カイトがキュアコネクトに変身することは、アフレコの少し前に教えていただき、『おお! ついに!』と思わず声が出るほどに嬉しかったですし、誇らしくもありました」と心境を告白。
ADVERTISEMENTキュアコネクトのビジュアルについて「アイドルプリキュアよりも少し大人っぽく、憧れの存在と感じられるようなデザインで、とにかくカッコいいという印象でした」と語った佐久間。「この42話では、カズマ(ジョギ)とカイトの友情が丁寧に描かれていたことが印象的で、友達と仲違いしてしまっても、向き合えばまた理解し合えるということを教えてもらいました。皆さんにも42話で描かれた友情を味わっていただきたいですし、ご覧いただいた経験が生きるような出来事があれば嬉しいです」と視聴者に呼びかけた。
キュアコネクトの登場に合わせて、30日からプリキュア プリティストアに新商品が並ぶことも明らかに。キュアコネクトのアクリルスタンド(税込1,430円)やキラキラ缶バッジ(税込600円)などが販売される。また、「スイーツパラダイス」とのコラボカフェ(12月16日~2026年1月14日まで東京・愛知・大阪・広島の4店舗で順次開催)のキービジュアルにもキュアコネクトが加わる。(編集部・倉本拓弥)
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 5
特撮ドラマ「仮面ライダーガヴ」テレビシリーズ最終話のその後を描くVシネクスト『仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ』。1年間かけて紡がれてきた「ガヴ」物語の集大成となる同作で、ヒロイン・甘根幸果を演じた宮部のぞみと、リゼル・ジャルダック役の鎌田英怜奈がインタビューに応じ、Vシネクストで実現した幸果とリゼルの共演シーン、1年間かけて向き合ったキャラクターへの思いを語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥、写真:中村好伸)
【動画】幸果さん&リゼルの意外な関係性!宮部のぞみ×鎌田英怜奈の仲良し対談
『仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ』の舞台は、主人公・ショウマ(知念英和)たちの戦いによって、闇菓子が消えてからしばらく経った世界。人間とグラニュートとの共存が進む中、ある日、傷ついた少女たちと狩藤医院を訪れた絆斗(日野友輔)は、彼女たちのグループにグラニュートのリゼル・ジャルダック(鎌田)と闇菓子を流通させようとしている若い男性がいることを知る。複雑な心境を抱く絆斗だが、彼の身体はかつての改造手術によりむしばまれていた。
ADVERTISEMENT幸果はどんな時も味方でいてくれる
(C) 2025 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C) 2024 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映Q:「仮面ライダーガヴ ファイナルステージ」が全公演を終え、残すはVシネクストのみとなりました。「ガヴ」の本当の終わりが迫る中、現在の心境は?
宮部のぞみ(以降、宮部):ファイナルステージが終わり、一つの区切りを迎えていたので、今はすごく新鮮な気持ちでVシネクストの上映を迎えています。
鎌田英怜奈(以降、鎌田):Vシネクストが上映されたら本当に終わりだと思うと寂しいです……。次はいつみんなに会えるのか、明確な予定はありませんが「また戻ってこられる日はいつかな?」と少し未来のことも考えちゃったりしています。
Q:(宮部さんへ)幸果はショウマたちの心の拠り所であり、彼女の包容力に救われた視聴者の方も多かったです。宮部さんがこの1年間で、幸果に救われた瞬間はありましたか?
ADVERTISEMENT宮部:私が何か上手くいかなかったことがあった時に「幸果だったら私の今までの努力を認めてくれる」と思ったりして、撮影中はしょっちゅう幸果に助けられていました。幸果だったらどんな時も味方でいてくれると思っているので、心のお守りみたいな存在でした。
Q:テレビシリーズ終盤で印象的だったのは、第46話「決意のショウマ」で幸果がショウマに対して繰り出した愛ある頭突きです。台本上には「頭突きする」とは書いていなかったそうですが、あれは宮部さん発案だったのでしょうか?
宮部:みんなと撮影現場で話し合って、その日に決まりました。本当に頭突きをすると危ないので、実際はスローで撮影しています。裏話になりますが、一回だけ気持ちが入ってしまい、間違えてショウマに本気で頭突きをしてしまったんです。でも、そこから気持ちをぶつけられるイメージがつきやすくなりました。言葉以上の感情を出すことができた不思議な瞬間でした。
家族以上に一緒に過ごしたジープ&リゼル
Q:(鎌田さんへ)リゼル・ジャルダックを演じる上で意識していたことはありますか?
鎌田:リゼルはすごく怖いセリフをニコニコしながら話すので、その不気味さを意識しながら演じていました。眼力があると言っていただけることも多く、外見と発言内容のギャップから、彼女の怖さを表現できたらいいなと思ってました。
ADVERTISEMENTQ:リゼルの結婚相手・ジープを演じた古賀瑠さんとの共演はいかがでしたか?
鎌田:瑠くんとは同じ事務所で、仮面ライダーで共演する前からお友達でした。「仮面ライダーガヴ」の撮影期間中も一緒に同じ舞台に出演していたので、稽古を終えた後にジープ&リゼルとして撮影したり、「ガヴ」の撮影現場からそのまま一緒に劇場入りして舞台の公演に挑んだり、家族以上に一緒に過ごす時間がありました。ある意味“ジープ&リゼル夫婦”みたいで楽しかった思い出です。
(C) 2025 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C) 2024 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映Q:テレビシリーズでは幸果&リゼルの共演シーンがほとんどありませんでしたが、お二人は撮影の空き時間などで交流を深めていったのですか?
宮部:テレビシリーズの撮影では、空き時間もほとんど被らなかったよね……。
鎌田:リゼルが高いところから話すシーンは、撮影が被っていた気がします。実は以前、のんちゃん(宮部)が撮影所から帰る途中ですれ違っていたんです。気づいてたかな……?
ADVERTISEMENT宮部:えっ、そうなの!? 声かけてよ~!!
鎌田:その時は(リゼルとして)撮影に入る前で、私が一方的に知っている状態でした。私は心の中で「幸果さんだ~!」と思いながらも、制服姿だったので声をかけられず……。「いつかお会いしましょう」と思いながら歩いていました。
宮部:初対面は、ジープも一緒にいる時でした。初めて挨拶した時に「幸果さんだ~! 会いたかった!」と来てくれたんです。私の中では、不気味な笑顔の闇深いリゼルのイメージが強かったので、実際に会ってみたら(当時)15歳の少女で本当に可愛いかったです。
Q:お二人が意気投合した趣味やトークテーマはありましたか?
宮部:女子トークが多かったよね!
鎌田:恋バナが多いです!
宮部:「友達にこういうことがあったんだ~」とか! そういった話題で盛り上がっていました。
「私も味方だよ」幸果に恩返しがしたい
Q:Vシネクストでは、ついに幸果とリゼルの共演シーンが誕生しました。二人のシーンを撮影してみた感想は?
宮部:リゼルとは(テレビシリーズで)実際に戦ったりはしていませんが、怖い存在として見ていました。しかし、今作で深く関わってみたら、怖いと思っていた部分も、辛いことが重なった結果でこうなってしまったのかなと感じたり、リゼルの弱い一面が垣間見えたので、“敵”から“守りたい存在”に変わりました。
ADVERTISEMENT鎌田:リゼルは人間界にひとり取り残された状態だったので、「幸果さん~!」とも言える立場ではありません。でも、幸果さんの「絶対に見捨てない!」という優しさに、リゼルとしても、私自身もすごく救われましたし、みんなが本当に幸果さんのことを好きな理由がわかりました。
Q:1年間演じてきた幸果とリゼルに、何か言葉をかけてあげるとしたら?
宮部:「私も味方だよ」です。幸果は常にみんなの味方で、みんなのことを励ましてきた存在なので、次は私が幸果の支えになりたい。幸果に恩返しがしたいです。
鎌田:「その時その時を大切に生きてほしい」です。あと、一回でいいから出来上がった食べ物をグチャグチャにしないで、そのまま食べてほしい(笑)。キレイに食べる美味しさもあるよって伝えてあげたいです。
Vシネクスト『仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ』は新宿バルト9ほかにて全国期間限定上映中、Blu-ray&DVDは2026年6月10日(水)発売
※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 6
2026年1月4日に放送される、TBS系スペシャルドラマ「新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~」のポスタービジュアルが公開された。また、スペシャルドラマの放送に先駆けて、2025年12月29日、30日、31日の3日間で、金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の一挙再放送が決定。スペシャルドラマの見どころや撮影の裏側も公開される。
2024年1月期に放送された「不適切にもほどがある!」は、阿部サダヲ演じる中学校の体育教師で昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から令和の時代へタイムスリップ。今では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を連発し、令和の人々に考えるきっかけを与えていく、宮藤官九郎の脚本による“意識低い系タイムスリップコメディー”。
ADVERTISEMENT2年ぶりの新作となるスペシャルドラマでは、タイムトンネルで好きな時代に行けるようになった市郎が、令和だけでなく、さらなる未来や過去にもタイムスリップ。渚(仲里依紗)を介して都議会議員・平じゅん子(江口のりこ)と出会ったことで、日本初の女性総理が誕生するのかしないのかの瀬戸際で勃発するある事件に関わることに。さらに市郎は、悲劇的な運命が待つ娘・純子(河合優実)の未来を変えるためにも再び立ち上がる。
ポスタービジュアルには、主演の阿部をはじめ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊らお馴染みのメンバーが勢ぞろい。市郎が勢いよく飛び出しているドアは、本作で再び市郎をタイムスリップへ誘う“タイムトンネル”の中に設置された通称“いつでもドア”。ドアノブのタッチパネルに西暦と日付を入力することで好きな時代に行くことができる。さらに、中心の市郎と合わせて、総勢9人の市郎が“いつでもドア”を取り囲んでおり、この小川市郎たちが異例の事態を巻き起こすことになるのか。期待が高まる。
スペシャルドラマ「新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~」2026年1月4日(日)午後9時放送
「『不適切にもほどがある!』一挙放送SP」 12月29日(月)午前8:00~午後0:30/12月30日(火)午前8:00~午後1:00/12月31日(水)午前8:55~11:30(※JNNニュース枠含む)(※一部地域を除く)
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 7
特撮ドラマ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系・毎週日曜あさ9時30分~)第40話「恐怖莫大!お化け屋敷でリボンは笑う」が30日に放送され、降板した今森茉耶(19)の代役として、志田こはく(21)が一河角乃(いちかわ・すみの)/ゴジュウユニコーン役で初登場を果たした。
【画像】20歳未満の飲酒行為で降板…今森茉耶の撮り下ろしカット
これまで一河角乃を演じていた今森は、20歳未満の飲酒行為があった事実が判明し、今月8日に本作からの降板が発表された。その後、角乃は第37話から第39話まで登場せず、ゴジュウジャーが変身する戦闘時のみ、変身後のゴジュウユニコーンが登場する演出に差し替えられていた。
ADVERTISEMENT志田が演じる角乃は、第40話の冒頭からいきなり登場。“ハイクラスラグジュアリー名探偵”として活動する角乃は、ハードな潜入捜査のために顔と声を変えていたことが判明し、「テガソード! 潜入捜査のために変えてもらった顔と声、全然戻らないんだけど! どういうこと!」と自然な流れでキャスト交代を成功させた。顔が戻らなくなってしまった角乃は、「このビジュもアリかも!?」と新たな顔で前へ進むことを決意していた。
直後のオープニングも6人での新規映像になっており、振り付けを完全マスターした志田のキレキレダンスが映し出された。また、志田は過去に「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022~2023)でヒロインの鬼頭はるか/オニシスターを演じており、劇中ではオニシスターのポーズや当時の効果音など、志田の代役出演を歓迎するかのように、“ドンブラザーズ”成分がふんだんに盛り込まれていた。
ちなみに、オンエア直前には「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でレッドを務めた樋口幸平(桃井タロウ役)がXを更新し、「それと、今日から放送か。(オニシスター、応援してるよ)」とかつての共演者である志田にエールを送っていた。(編集部・倉本拓弥)
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 8
特撮ドラマ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022~2023)でヒロイン・鬼頭はるか/オニシスター役を務めた志田こはくが、30日放送の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系・毎週日曜あさ9時30分~)に一河角乃/ゴジュウユニコーン役で初出演したこと記念して、志田がメインで活躍した「ドンブラザーズ」5作品のYouTube無料配信がスタートした。
【動画】スーパー戦隊シリーズ屈指の伝説回!第40話「キケンなあいのり」
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は、日本の昔話「桃太郎」をモチーフにしたスーパー戦隊シリーズ第46作。ドンモモタロウに変身する主人公・桃井タロウ(樋口幸平)をはじめ、猿原真一/サルブラザー(別府由来)、鬼頭はるか/オニシスター(志田)、犬塚翼/イヌブラザー(柊太朗)、雉野つよし/キジブラザー(鈴木浩文)、桃谷ジロウ/ドンドラゴクウ(石川雷蔵)といった個性豊かな“お供たち”の活躍が描かれた。
ADVERTISEMENT配信中のエピソードは、第10話「オニがみたにじ」、第19話「もしもしユーレイ」、第22話「じごくマンガみち」、第40話「キケンなあいのり」、第43話「トキかけナゾかけ」の5本。中でも、“教官殺し”の異名を持つ鬼頭はるか(志田)が運転免許を取得するべく教習所に通う第40話「キケンなあいのり」は、スーパー戦隊シリーズの中でも屈指の伝説回として、今も語り継がれている。いずれも、スーパー戦隊シリーズ公式YouTube「ゴジュウジャーちゃんねる」で、12月14日(日)午前10時までの期間限定配信となる。
志田は、20歳未満の飲酒行為で降板した今森茉耶の代役として、「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」第40話からヒロイン・一河角乃/ゴジュウユニコーン役で出演。「ハードな潜入捜査のために顔と声を変えていた」というまさかの設定で初登場を果たした。(編集部・倉本拓弥)
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 9
木村拓哉&長澤まさみの共演で東野圭吾の人気小説シリーズを映画化した『マスカレード・ナイト』(2021)が、12月27日(土)よる9時からフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で地上波初放送される。
【画像】豪華キャスト勢揃い!木村拓哉×長澤まさみ『マスカレード・ホテル』
本作は、興行収入46.4億円の大ヒットを記録した『マスカレード・ホテル』(2019)の続編。犯人逮捕を第一優先に掲げるエリート潜入捜査官・新田浩介(木村)と、「お客様が第一優先」のポリシーを順守する優秀なホテルマン・山岸尚美(長澤)の水と油とも言える異色タッグが、新たな事件に挑む。
ADVERTISEMENT今作の舞台は、大晦日のホテル・コルテシア東京。未解決殺人事件の犯人が、大晦日に行われる仮装パーティー「マスカレード・ナイト」の会場に現れるという密告状が届いたことで、新田がホテルマンに扮して再び潜入捜査を始める。タイムリミットは24時間。犯人がパーティーに現れるという手掛かりしかない中、新田と山岸は、“仮面”を被った参加者=容疑者500人を相手に、犯人逮捕へと奔走する。
木村と長澤のほか、前作から小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎が続投。新キャストとして、中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸といった豪華な顔ぶれが脇を固める。(編集部・倉本拓弥)
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 10
先ごろ、2027年度前期連続テレビ小説「巡るスワン」のヒロインに抜擢されたことも話題の森田望智。現在公開中の映画『ナイトフラワー』では、7キロ増量の肉体改造を経て格闘家にふんし、その圧巻の演技が「凄すぎた」と反響を呼んでいる。
本作は、借金取りに追われながら東京へ逃げてきた主人公・永島夏希(北川景子)が、二人の子供の夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていくサスペンス。映画『ミッドナイトスワン』の内田英治監督がメガホンをとり、自ら原案・脚本も務めた。
ADVERTISEMENT森田が演じるのは、ドラッグの売人となる夏希のボディガードをかってでる多摩恵。壮絶な生い立ちを抱え、夜は風俗嬢として働きながら格闘家としての成功を夢見る。森田は、本作のために半年以上格闘技の特訓を積んだうえ、徹底した食事管理で筋肉を増量。後半では約300人のエキストラを交えた多摩恵のファイトシーンが展開され、咆哮を上げながら獣のように戦う姿で圧倒。内田監督とはNetflixドラマ「全裸監督」(2019)からの縁で、本作では当初「最初は猫パンチで……この映画終わったと思った」のが、「そこから6か月、すごく練習して本当に苦しかったろうなって思いました」と森田の役者魂に圧倒されたことを内田監督が先日行われた舞台挨拶で明かしていた。
格闘シーンもさることながら、観客をざわつかせているのが言葉なしに多摩恵の「壮絶な生い立ち」がにじみ出るたたずまい。ジェンダーレスな声色、話し方、食べ方、歩き方。森田は、近年は良妻賢母を好演した朝ドラ「虎に翼」の印象が強く、またバラエティーなどでは「ふわふわした」癒やし系の雰囲気で知られるため、あまりのギャップに仰天する人が続出。「度肝を抜かれた」「レべチですごい」「全然違う人にみえた」「話し方も別人」「本物にしか見えない」「格闘シーンも凄かった」と興奮の声が寄せられている。
ADVERTISEMENT「全裸監督」でセクシータレントの元祖・黒木香役で一躍注目を浴びた森田。朝ドラ「巡るスワン」のヒロインに抜擢されたことで知名度がぐんと上がった印象だが、映画『さがす』の自殺願望のある匿名の女性役、『シティーハンター』のヒロイン・槇村香役、ホラードラマ「あの子が生まれる…」の看護師役など出演が絶えず、今年もドラマ「恋は闇」「いつか、無重力の宙で」、映画『火喰鳥を、喰う』など大忙しだった。
来年も浜辺美波と目黒蓮がダブル主演を務める『ほどなく、お別れです』(2026年2月6日公開)、オスカー俳優ブレンダン・フレイザーの主演映画『レンタル・ファミリー』(2026年2月27日公開)、一人二役に挑む舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(2026年1月10日~)などが待機中。(石川友里恵)
※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 11
ジュリア・ロバーツが大学教授を演じた、ルカ・グァダニーノ監督(『君の名前で僕を呼んで』『チャレンジャーズ』)の心理スリラー『アフター・ザ・ハント』の配信が Prime Video でスタート。配信開始前、アメリカ・ロサンゼルスで行われた合同インタビューで、ジュリアとグァダニーノ監督が本作の製作裏話を語った。
イェール大学の哲学科教授アルマ(ジュリア)は、教え子マギー(アイオウ・エディバリー)から、同僚の教授ハンク(アンドリュー・ガーフィールド)に性的暴力を受けたと打ち明けられる。マギーは真実を話しているのか、それともハンクの証言を信じるべきなのか、2人の間で葛藤するアルマは、自分の過去の秘密とも向き合わざるをえなくなる。
ADVERTISEMENTアカデミー賞に4度ノミネートされ、『エリン・ブロコビッチ』(2001)で主演女優賞を獲得したジュリア。3人の子育てを最優先して映画出演を最小限にしてきたが、本作における迫真の演技は、長いキャリアの中でも特に高く評価されている。
(C) Amazon MGM Studios「学校という火薬庫のような環境、そして小さな町の設定が気に入ったんです。とても興味深く、深く考えさせられる作品だと感じました。夢のようなキャストがそろいましたしね。この錬金術師(グァダニーノ監督)が私たちを導いて、今作を作り上げたのは、ある意味運命だったと思います。この作品に関われたことは、本当に私の誇りです」と、ジュリアは出演を決めた理由を語る。
アルマというキャラクターについては、「彼女は多くの心の傷を抱え、常にそれを背負いながら、自分をそこから守ってきたのだと思います。彼女をどのように解きほぐし、いつ、ひび割れから光を差し込ませるかというのは、深く探求すべきテーマでした。なぜなら、彼女は世界に対して、私とは全く異なる自然な本能を持っているからです。それが逆に演じる楽しさでもありました」と説明する。
ADVERTISEMENT (C) Amazon MGM Studios親密だったアルマ、マギー、ハンクの関係が、事件を境に大きく変化し、徐々にそれぞれの考えが明らかになっていく本作。しかし、最終的に謎の解明は観客自身に任されている。
ジュリアは「映画を愛する者として、私は観客の知性に大きな信頼を置いています。アンドリューがもしここにいたら、セラピストのように、『登場人物たちにどう反応するかは、あなた自身の人生経験の反映であり、あなたを動揺させるものは、彼らを動揺させるものとは違うかもしれないんです』と話したでしょうね。誰が何をしたのかを明確にしすぎないことで、観客がそれぞれの人生を持ち込む余地を残せるんです」と語る。
そして、グァダニーノ監督は「私が非常に驚いたのは、偉大な俳優は、人間の行動や本質について、まるで精神分析医のような知識を持っているということです。それを直感、観察力と呼ぶか、人生経験と呼ぶかはあなた次第です。彼らが、人間の行動に潜む多層的で深い側面を演じる姿を見るのは、本当に素晴らしかったです」とキャストを称えた。
また、本作と「#MeToo」(ミートゥー)の関係について尋ねられたグァダニーノ監督は「ノラ・ギャレットの脚本からして、学問の世界における#MeTooの概念を理解したり、否定しようとしたわけではありません。私たちにとって学問の世界とは、普遍的な権力の探求の舞台を設定するための特殊な劇場であり、アルマら登場人物は皆、パフォーマーなんです。彼らは驚くべき知識、現実と真実を解釈する能力を披露する哲学者ですが、完全な欠陥を抱えています。そこが最も興味を持った点でした」と答えた。
ADVERTISEMENT グァダニーノ監督の話を聞くジュリア・ロバーツ(C) Amazon MGM Studiosところで、マギー役のアイオウは、ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」でゴールデングローブ賞やエミー賞を受賞して一躍有名になった若手女優で、アルマとマギーの緊張感みなぎるやりとりは、大きな見どころになっている。「彼女は並外れた人です。とても思慮深く、革新的で、まさに同世代を代表する存在です。本当に賢くて、私たちは素敵な時間を過ごしました。彼女は仕事に真剣に取り組む一方、ただその空間と仲間たちを楽しめる時も知っています。それが私の好きなやり方なんです」とジュリアはアイオウを絶賛した後、「彼女は私を平手打ちしましたけどね」と付け足して、大笑いとなった。
大学教授役を見事に演じたジュリアは撮影時に57歳(現58歳)。役に信憑性を持たせることができたのは、年齢を重ねたことが大きいと言う。「グァダニーノ監督に演技を委ねることには自信がありましたが、同時に人生経験も重要だと感じました。アルマの人生には学問的な経験や健康問題、長い結婚生活といった要素があり、25歳や35歳、45歳では演じきれないものばかりです。今だから、演技に深みが増し、表現の幅が広がったんだと思います」と、自己分析していた。
双子の娘と息子は今、21歳、次男は18歳と、みんな成人して巣立っていったが、充実した幸せな人生が彼女に与えたものが、いかに大きかったか、今作の演技が物語っていると言えそうだ。信頼しきっているグァダニーノ監督との再タッグもありそうな様子で、今後の活躍も楽しみだ。(Yuko Yoshikawa / 吉川優子)
『アフター・ザ・ハント』Prime Videoで独占配信中
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 12
第76回エミー賞で歴代最多の18冠を達成したドラマ「SHOGUN 将軍」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるジャスティン・マークス&レイチェル・コンドウが、現地時間13日に行われたラインナップ発表会「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー2025」の会場である香港でインタビューに応じ、2026年1月から撮影開始を予定しているシーズン2への意気込みを語った。
【画像】美しすぎる…「SHOGUN 将軍」穂志もえか演じる藤様
ジェームズ・クラベルの同名小説を映像化した「SHOGUN 将軍」は、天下分け目の「関ヶ原の戦い」前夜を舞台に、歴史上の人物にインスパイアされた主人公・吉井虎永(真田広之)ら戦国武将たちの陰謀と策略渦巻くドラマを描いた戦国スペクタクルシリーズ。シーズン2は、前作の10年後を舞台に、異なる世界から来た2人の男たちの運命が、再び複雑に絡み合う。
ADVERTISEMENTシーズン1では、プロデューサーも兼任した真田をはじめ、日本から多くのスタッフを招聘したことで、ハリウッドが長年繰り返してきた日本描写の間違いや誤解を正すことに成功した。「僕たちがしたことが『正しい』とまで断言するつもりはありませんが、『より正確に描くことができた』のではないかと思っています」とジャスティンも手応えをのぞかせる。
「SHOGUN 将軍」シーズン1での吉井虎永 - (c)2025 Disney and its related entitiesクラベルの小説はシーズン1で描き切っているため、シーズン2は原作の“先”を行く完全オリジナルの物語となる。リスクを伴う分、脚本を構成するライターズ・ルームでは、日本の史実について前作以上に入念なリサーチが行われた。レイチェル曰く「本当に度肝を抜かれるほどのリサーチ量」だという。
詳細は伏せられているが、前作の展開から関ヶ原の戦いなどの合戦シーンへの期待が高まっている。ジャスティンも「これから先、大きな挑戦が待っています。合戦シーンも避けては通れません」と明かす。「戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、非常に特異で、これまで西洋ではほとんど描かれてこなかった合戦です。私たちは、そのカギとなるディテールを徹底的に理解しようとしてます。いくつかのシーンのために、絵画、史料、歴史家の解説など『どう描くべきか/どう描いてはいけないか』をまとめた何百ページにわたるバイブル(=資料)があります」
ADVERTISEMENT史実をベースに、原作にはないオリジナル展開が待ち受けるシーズン2。世界中から「傑作」と評価された前作を超える続編を生み出すことは、エグゼクティブ・プロデューサーの二人にとっても大きな試練である。「続編は本当に難しいものです」とジャスティンも本音を吐露する。
ジャスティン・マークス&レイチェル・コンドウシーズン2を制作するにあたり、ライターズ・ルームでは、続編として成功した作品を研究したという。「特に『ゴッドファーザー PART II』『ターミネーター2』は“金字塔”です。そこから得たのが、シーズン2で取り入れる“タイムジャンプ”という発想でした。観客には(前作の内容を)細かく覚えていなくても大丈夫と伝えて、必要な情報はこちらで再提示する。一方で、覚えている人には『あ、そういうことか!』と思える楽しさもある。それこそ、“良い続編”にある要素だと思うんです」
レイチェルは、「何より大きいのは、 人々の心に響く物語を見つけられるかどうかということ」と補足。「『また同じキャラクターを好きになってくれるだろうか?』という好奇心こそが、インスピレーションの源なんですか」
ADVERTISEMENT「登場人物に、もう一度心を動かされたい。 この物語に、もう一度惹きつけられる理由を提示してほしい」。ジャスティンやレイチェルら制作チームは議論を重ね、シーズン2の核となるアイデアを出し合った。ジャスティンは「シーズン2は、第1話から『えっ…!』と衝撃を受ける展開がいくつもあります。それが何かは、配信まで明かさないつもりです。みなさんの目で、直接確かめてほしい。その展開を知った瞬間、『驚いたけど、考えればそうなることが“必然”だった』と思ってもらえるはずです。“驚きと必然性”の両立こそ、僕たちがシーズン2で追いかけているものなんです」と自信をのぞかせていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「SHOGUN 将軍」シーズン1はディズニープラスで全話独占配信中 シーズン2は2026年1月撮影開始
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 13
浮世絵史において長年、正体不明の謎の存在とされてきた東洲斎写楽。放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)では、写楽の正体を「複数人説」としたストーリーが展開したが、そうした意図について脚本の森下佳子が語った(※ネタバレあり。第46回の詳細に触れています)。
大河ドラマ第64作「べらぼう」は、江戸時代中期、貸本屋から身を興して書籍の編集・出版業を開始し、のちに江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星)の物語。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」やドラマ「大奥」シリーズ(NHK)などの森下佳子、語りを綾瀬はるかが務める。
ADVERTISEMENT本作で写楽が登場したきっかけは、11代将軍・家斉(城桧吏)の父である一橋治済(生田斗真)に失脚させられた老中・松平定信(井上祐貴)が「諸悪の根源」である治済に天誅を下す決意をしたこと。定信は元大奥総取締・高岳(冨永愛)、火付盗賊改方・長谷川平蔵宣以(中村隼人)、意次の元側近・三浦庄司(原田泰造)らと手を組み、蔦重に接触。蔦重に下された使命は、かつて治済の陰謀によって謎の死を遂げた平賀源内(安田顕)があたかも生きているかのような噂を江戸に流すこと。そこで蔦重が思いついたのが源内が描いたのではないかと連想させる役者絵を開発し、歌舞伎の興行にあわせて売り出すことだった。
放送が始まった間もないころから写楽がどのような経緯で登場し、描かれるのかが注目されてきたが、30日放送・第46回では北尾重政(橋本淳)、北尾政演(古川雄大)、勝川春朗(のちの葛飾北斎/くっきー!)、そして喜多川歌麿(染谷将太)らの合作であることが判明。「写楽」の名を考案したのは戯作者の朋誠堂喜三二(尾美としのり)や蔦重で、さらに松平定信が「東洲斎写楽」と命名した。
森下いわく、複数人説を採用することは初期から決めていたとのこと。「美術史の世界では、写楽の正体が能楽師の斎藤十郎兵衛だったと決着がついていることは存じ上げた上でですが、写楽の絵を並べてみた時に、複数人説の方がしっくりくると思ったんです。短い期間にものすごい数を、しかも一気に出したとしたら、ものすごい短時間で準備しなきゃいけなくて、果たしてこれを1人でやったのかというのが疑問でした。それと2期からの写楽の絵は全身像になるんですが、1期で作った顔をコピペしたみたいに作っているんですよね。そういったところから“何人かで手分けをしたんじゃないか”という気がして。複数人説を取ること、その中心に歌麿を置こうかなというのはそもそも考えていたことです。今はあまり言われないですけど、昔は歌麿説もあったので」
ADVERTISEMENT 役者たちの稽古場で写生大会第46回では絵師たちが役者の稽古場に赴き、人気役者たちの絵を描く写生大会が展開。おのおのが描いた絵を集め、歌麿が目はこの人、顎はこの人、といったふうにパズルのように組み立てながら“写楽絵”を描き上げていった。
「写楽って本当にどうだったんだろうって思うんですよね。舞台の幕が開いてから描く方式にすると、多分28枚(大判28枚の役者の大首絵)をそろえて出すことはできないし、パラパラとしか出していけない。公演期間に合わせるとなったらかなりの強行軍になるのでやはり稽古を見たと思うんですけど、見たとしたらなんで写楽だとバレなかったんだろうっていうのがまた謎で。なので、ああいうふうにつじつまを合わせさせていただきました」
蔦重にとって生涯にわたってのパートナーとして描かれた喜多川歌麿をはじめ、本作には多くの絵師が登場したが、写楽はどのような役割として登場させたのか。森下は「蔦重たちの最後に打ち上げる祭りと言いましょうか、その象徴は写楽なんだろうなっていう風に解釈して書かせてもらっています」と語る。
ADVERTISEMENT「蔦重、歌麿、京伝(北尾政演)もそうなんですけど、それぞれがやっていた流れの行き着いた先が写楽なんだなと思っていて。どういうことかというと、例えば鈴木春信から始まった錦絵に関しては、描かれる女の人が本当にお人形みたいで、男も女もわからないところからどんどんいろんな絵師が出てきて画風が変わっていったんですよね。で、役者絵っていうのは、(本編では)もうお亡くなりになりましたけど、勝川春章(前野朋哉)がかなり似絵の方向に振っていたりしていて、その文脈の中で歌麿が写生をしたんじゃないかと。あの当時、写生はあまりしなかったそうなんです。例えば、花を描くときに本物の花を見て描いた人はほとんどいなくて、歌麿の『画本虫撰(えほんむしえらみ)』は当時としては珍しいことだった。かなり画期的なことではあって、そこから歌麿の美人絵は定型は持ちながらも実は細かく描き分けされていて、どんどんリアルに寄っているんですよね。一方で、京伝(北尾政演)も吉原の内幕を描いた洒落本『傾城買四十八手(けいせいかいしじゅうはって)』は、それまでの黄表紙や洒落本とは少し変わって、登場人物の描写や会話がリアリズム寄りになっている。そうした流れの先に、写楽があるんじゃないかなと」
蔦重の思惑通り、絵師たちと開発した写楽絵は大いに話題となり、市中ではその正体を巡ってさまざまな憶測がなされ、平賀源内生存説も流布することとなったが、終盤では治済の反撃により思わぬ展開に。さらに、治済と瓜二つの男が登場する衝撃的な場面もあり、定信率いる幕府アベンジャーズVS治済の決着の行方に期待が高まる。(取材・文:編集部・石井百合子)
※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 14
横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の30日放送・第46回では、生田斗真演じる一橋治済が松平定信(井上祐貴)に対抗して恐ろしい凶行に出るさまが描かれ、視聴者を恐怖のどん底に突き落とした(※ネタバレあり。第46回の詳細に触れています)。
第46回のサブタイトルは、「曽我祭の変」。歌麿(染谷将太)が蔦重(横浜流星)のもとに再び戻り、亡き平賀源内(安田顕)が描いたと連想させる50の写楽絵を制作するため、絵師・戯作者総出で役者たちの稽古場で写生大会へ。そして蔦重は、歌舞伎の興行に合わせ、絵師・東洲斎写楽の役者絵を売り出す。一方、松平定信は蔦重を巻き込み、諸悪の根源である一橋治済に天誅を下すべく奔走する。
ADVERTISEMENT定信は、かつて治済の手足となり暗殺に手を染めていた大崎(映美くらら)をスパイとして治済のもとに向かわせ、源内生存説を吹き込む。そして、定信がでっちあげた源内の「七つ星の龍」の続編で治済をおびきだそうとするも、治済が上手。祭のさなかに座元たちが祝儀として配った饅頭に、毒を仕込んだ饅頭を紛れさせるという恐ろしい凶行に及んだ。SNSでは定信のもとに饅頭が持ち込まれた途端「餅がカステラに見えるよ」「果たして食べて大丈夫なヤツ?」「絶対毒あるやつ」と不穏なムードになっていたが、定信の家臣たちは次々に倒れていき、その危険は蔦重ら耕書堂の面々にも及んだ。
毒入りといえば、同作の森下佳子が脚本を手掛けたよしながふみ原作のドラマ「大奥」(シーズン2)でも、仲間由紀恵演じる一橋治済が毒入りカステラを使用。毒入り盃で人の命を弄ぶ場面もあり、“モンスター”“サイコパス”と視聴者を震え上がらせていた。
終盤には、源内が匿われているという浄瑠璃場に向かうべく市中に赴いた治済が蔦重ら耕書堂に立ちより、「写楽と言うのはまこと源内なのか?」「あの戯作も面白かったぞ」と接近する場面も。その後、「七つ星の龍」の続編を書いた主が定信であることを見破り、大崎に毒入り饅頭を食べさせる展開に。饅頭を取り出すと「ではこれを食してから行くとするかのう」と大崎に差し出し、「そ~な~た~が~な~」と能面のような無表情で迫る姿が恐ろしく、SNSでは「怖い!」「いやぁぁぁぁ」「ひいいいい」「全てお見通し!」「バレてた」「大崎に逃げて~」「饅頭怖い!」「大奥で予習したやつ」「一橋、人間じゃない…」「サイコパスすぎる」と戦慄の声が上がり、治済は不気味な笑みを浮かべて去っていった。
ADVERTISEMENTなお、生田本人は治済が定信の企みに気付いた時の気持ちについて「この字は見たことある見慣れた字だなというところでも確信を得たのは間違いないかなと思います。ワクワクしたんじゃないですか。来たぞ来たぞっていうか。耕書堂に乗り込むというか、お店に入っていくのも、あえてでしょうね。憎いとか悔しいとか、懲らしめてやりたいとかっていう気持ちは微塵もないというか。本当に何とも思ってないですからね。治済にとって一時の暇つぶしの時間に過ぎないんです」と語っている。(石川友里恵)
※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 15
横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の30日放送・第46回では、松平定信(井上祐貴)の蔦重(横浜)を巻き込んだ一橋治済(生田斗真)への天誅計画が描かれ、衝撃のラストに「どういうこと!?」「ちょっと頭が追い付かない」と大混乱に陥る視聴者が続出した(※ネタバレあり。第46紀の詳細に触れています)。
第46回「曽我祭の変」では、歌麿(染谷将太)が蔦重(横浜流星)のもとに再び戻り、亡き平賀源内(安田顕)が描いたと連想させる写楽絵を制作するため、絵師・戯作者総出で役者たちの稽古場で写生大会へ。戯作者チームは取り上げる場面をセレクト。歌麿が絵師たちが描いた役者絵から「目」「顎」などをパズルのように組み合わせ、さらに、勝川春朗(のちの葛飾北斎/くっきー!)による遠近法(ドーンキュッキュッ)も反映させ完成した。蔦重は曽我祭にあわせて写楽絵を売り出すと大評判となり、思惑通り写楽の正体=源内の説も広まることに。
ADVERTISEMENT一方、定信はかつて治済の手足となり暗殺に加担していたと思われる大崎(映美くらら)を捕らえると、治済のもとにスパイとして送り込んだ。大崎は、定信がでっちあげた「七つ星の龍」の続編や写楽絵から源内生存説を治済に吹き込み、源内が潜んでいるという浄瑠璃場におびき出そうとするも、治済は先手を打ち、多くの命が奪われることとなる。
とりわけ話題を読んだのが、ラストシーン。定信の家臣たちと同様、危うく毒入り饅頭を食べそうになった蔦重が長谷川平蔵(中村隼人)に救われ、定信らのいる浄瑠璃場に連れて行かれると、蔦重が「長谷川様……このお方は?」とつぶやくと同時に生田斗真が登場。しかし、仇の治済がここにいるのは解せず、「一橋?何?」「ええええええ!」「同じ顔?」「はい?」どういうこと!?」「今の誰?」「なんじゃそりゃー!」とSNSは?の嵐に。しかも「このお方は?」の答えは次週に持ち越され、「このまま一週間過ごせと?」「本当にあと2回で終わるの?」と悲鳴が上がった。
なお、46回放送を前に寄せられた生田のコメントではこの謎に触れられていないが、治済の今後について「本当に最初から最後まで言えないことづくしだから、なかなか驚きの展開になっていくと思うので、期待を裏切らないラストになるんじゃないでしょうか。楽しみにしてほしいと思います」と期待を煽る。
ADVERTISEMENTまた、治済役については「本当に知らぬ間に悪者にされている感覚」もあるといい、以下のように話している。
「とても自由度高くやらせていただけているのは、ありがたいなと思うし、特に僕が何をしなくとも、スタッフワークによって薄気味悪く撮っていただいたり、ほかの方々の芝居でよって僕の邪悪さが強調されるような作りにしてくださっていたり。なので、僕は悪くないです(笑)。口元のニヤリとかアップ撮られていたんだとか、能面と対になるような治済の表情とか、こんな風になっていたんだってあとで気づくことが多いので、本当に知らぬ間に悪者にされている感覚がありますよ。「あ、こんな悪い表情切り取られてる!」とかあります。おもしろいですけどね。ここまで嫌われることもなかなか珍しいと思うので、貴重な経験をさせていただいています。最後まで使命を全うしたいと思います」
治済に計画を見破られ、追い詰められる定信。そして、わが身も危うくされた蔦重。怒濤の展開から目が離せない。(石川友里恵)
※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。