「呼吸不全になる寸前だった」体重約500キロ→90キロの“かわいすぎるママ”に大変身…史上最大級のダイエットに成功したアメリカ人女性の“波乱万丈すぎる人生”(文春オンライン)

 マイラの体重は最大で1000ポンド(約450キログラム)あったとも1100ポンド(約500キログラム)あったとも報じられているが、そもそも、なぜそこまで太ってしまったのか? マイラは子供時代のことについて、TLC制作のドキュメンタリー番組「Too Fat To Kill」の中でこう振り返っている。 「子供の時は痩せていました。実際、食べなかった時は、罰として部屋に閉じ込められたり、叩かれたりしたこともありました。  体重が増え始めたのは、父が家を出て行ってからです。私は長女で、父親っ子でした。父が出て行った後も会っていました。父は別の女性と一緒でした。心が痛みました。虚無感にも襲われました。  そして、妹たちと同じくらい食べ始めたんです。でも、妹たちよりも太ってしまった。たぶん、太りやすい体質なんでしょう。怖かった。どんどん太り続けたから」  マイラは、肥満治療で著名な外科医の下で減量に向けて治療を始める。この時、マイラは、糖尿病と心臓のポンプ機能が低下して血液が滞留することで呼吸困難やむくみなどの症状が現れる「うっ血性心不全」を患っており、呼吸不全になる瀬戸際だった。  自分が変わらなければ死ぬとマイラは思った。しかし、果たして治療を乗り切ることができるのか? そんな不安が過ぎる中、治療を開始する。  そして、最初の10日間で100ポンド(約45キログラム)の減量を達成した。余分な皮膚や肉塊を取り除く手術を6回も行った。高タンパク質ダイエットも行った。肥満治療で行われる胃のバイパス手術を安全に受けるには、600ポンド(約270キログラム)減量する必要があったからだ。

文春オンライン
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: