ディアスIL入り→佐々木朗希が守護神に? LA記者から待望論「ブルペンにいるべき」ドジャース専門メディアも「球種構成はリリーフ向き」
現地4月20日、ロサンゼルス・ドジャースが守護神エドウィン・ディアスを負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。22日に右肘の関節遊離体の除去手術を行う予定で、復帰は後半戦になる見込みのようだ。 【画像】大谷真美子さんら、常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介! 今シーズンからドジャースに加入したディアスは、7度の登板で1勝0敗4セーブ。ただ、4月10日のテキサス・レンジャーズ戦では3失点でセーブ機会を失敗し、球速低下の懸念が指摘された。中8日で登板した19日のコロラド・ロッキーズ戦でも球速は戻らず。1死も取れずに3失点とらしくない内容に終始した。 その原因が右肘の関節遊離体だったというわけだ。絶対的守護神として期待され、3年契約6900万ドル(約109億円)で加入。しかし、開幕から1か月もたたないうちに、戦線離脱してしまった。 ロサンゼルス地元紙『Los Angeles Times』のビル・プラシュケ記者は、ディアスの手術が明らかになる前の17日の記事で、「佐々木朗希をブルペンに戻すべきだ」と主張していた。ディアスの離脱が決まったことで、あらためてプラシュケ記者の記事に脚光が集まっている。 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は20日の記事で、プラシュケ記者の主張を取り上げ、「ドジャースは佐々木をブルペンに戻すよう、地元記者から圧力を受けている」と報道。あわせて、ディアスがILしたいま、佐々木をクローザーとして再起用するプランを推している。 「『Los Angeles Times』のビル・プラシュケ記者は佐々木をブルペンに戻したがっているようだ。佐々木は4試合に先発して0勝2敗、防御率6.11。制球難に苦しみ、計17.2イニングで12の四球、1つの死球を与えている」 佐々木はメジャー1年目の25年シーズン、右肩のインピンジメント症候群で4月16日にIL入り。それでもレギュラーシーズン終盤の9月に復帰すると、クローザーとして獅子奮迅の活躍を見せ、ポストシーズンを勝ち抜いてワールドシリーズを制した原動力のひとりとなった。 迎えた今シーズン、佐々木は先発としてあらためて期待を集めていたが、現状は結果が出ていない。ドジャースは一貫して佐々木をブルペンに戻すプランはないと表明しているものの、新守護神ディアスが故障離脱。そんななかで、地元メディアから守護神佐々木の待望論が飛び出たというわけだ。 「プラシュケ記者は佐々木を先発に戻したのは間違いだと考えている」と記した同メディアは、「ブルペンこそが、彼の居場所だ。佐々木が他の先発投手と比べて劣るのが球種の少なさ。投球の75%以上がフォーシームとスプリットで、今オフに3つ目、4つ目の球種を取得しようと努力したが、使用頻度は高まっていない。球種が少なく、相手打者は2巡目、3巡目には対応してくる。球種構成はリリーフ向きと言えるだろう」 地元紙記者や地元メディアから、佐々木のブルペン待望論が飛び出した。ディアス不在のなか、佐々木をリリーフ起用しないと表明しているドジャースは、タナー・スコットやブレイク・トライネン、アレックス・ベシアらでやり繰りしていくのか。25年にブルペンが崩壊して終盤に失点を重ねたドジャースが、今年はどんな策を打ち出すのか。 構成●THE DIGEST編集部