手書きノートをデジタル化:学習を捗らせるノート術3選
ノートを手書きすることは、学んだ内容を記憶に残すのには良いですが、明らかな欠点があるのも確かです。
それは、手書きのノートはページ内の検索ができず、持ち運びも不便であるということ。
そこで今回は、学習が捗る「ノートのデジタル化」術をご紹介します。
1. カメラアプリ
ノートをデジタル化する一番シンプルな方法は、写真を撮り、それをGoogle Driveなどにアップロードするか、直接PCなどに保存することです。
ベーシックな方法ですが、1つ大きな利点があります。
紙の画像をアップロードしたあと、それを文書の先頭に配置し、続く入力スペースにノートをさらに修正していくことができる、という点です。
手で行う修正(特に講義などの直後に行う場合)は理解・記憶に効果的であるため、アプリやガジェットを使うよりも、自分で入力して修正するほうが良いかもしれません。
2. ノートアプリの王道「Evernote」
ノートをデジタル化できる定番アプリ「Evernote」。
使い方は簡単で、カメラで文書をスキャンし、文字が明瞭に書かれていれば、編集や検索が可能になるというものです。
Evernoteの基本プラン(無料)では、ノートの整理・ファイリングができます。
ですが、画像・文書・PDF内のテキストの検索には、月額1100円のプランに加入する必要あり。
また、アプリで手書きしたい場合は、Microsoft OneNoteがおすすめです。
こちらは無料で、指やスタイラスペンで書いた内容を、検索・編集可能なテキストに変換し、Microsoftのツールが入っているすべてのデバイスで利用できます。
3. スマートノートブック
最後に、ノートのデジタル化に役立つデバイスをご紹介します。
もっとも人気なのはロケットブックで、さまざまなサイズがあり、使い方も簡単です。
ロケットブックに付属するペンでページに書き込み、アプリでスキャン。
書かれた内容はデバイスに同期されるため、ページをきれいに拭いて何度でも再利用できます。
またMoleskineのスマートノートブックもおすすめです。Moleskine Pen+ Ellipseと互換性がありますが、アクセサリーは別途購入する必要があります。
──2023年10月29日の記事を再編集のうえ、再掲しています。