【特集】新機種も続々登場。SIMフリーAndroidスマホおすすめ10選【2025下期】
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話題性のあるスマートフォンの最新モデルは夏から秋頃にかけて発表、発売になることが多い。そのため、夏の終わりから秋の始まりにかけてスマートフォンの買い替え時期を迎えるという人は少なくないだろう。ちょうど分割支払いが終わるタイミングがこの時期で、次の買い替え先のスマートフォンを選ぶというケースもあるはずだ。
もちろん、定番シリーズや今使っているモデルの直接の後継モデルであれば、操作感や強みについて知っているので買い替え先として選びやすい。だが、市場には魅力的なスマートフォンが数多く存在するため、この機会にいろいろな機種を比べてみるのもいいだろう。
そこで今回は、最新モデルから特徴的な機種を10機種ピックアップして、安いものから順に紹介する。買い替え先の機種選びの参考になれば幸いだ。なお、価格は9月8日時点のものとなる。
トランスルーセントな背面から覗くメカメカしい外観に、ドットを模したフォントやUIで、独自の世界観が支持されているNothing Phoneシリーズ。上位モデルの「Nothing Phone(3)」なども発表されているが、「Nothing Phone(3a)」は最も安価なメモリ8GB、ストレージ容量256GBのモデルで5万円台からとお手頃な価格設定がうれしい。
SoCはQualcommのミドルレンジ「Snapdragon 7s Gen 3」なので重たいゲームは厳しいが、それ以外のスマートフォン操作は快適にこなすことができ、AIを活用した新機能「Essential Space」も用意されるなど、見た目の部分以外も先進的だ。
コストパフォーマンスに優れたシリーズとして人気の高い、XiaomiのPOCOシリーズ。その中でも高性能モデルの「POCO F7 Pro」のお買い得感はかなり高い。
1世代前ではあるがハイエンドのSoC「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載しているので、重たいゲームの動作も快適だ。メインメモリも標準で12GB、ストレージ容量は256GBまたは512GBから選ぶことができ、それでいて価格は6万円台からと、とにかくコスパに優れている。
6,000mAhの大容量バッテリを搭載し、さらに90Wの急速充電に対応している。急速充電は1%から100%まで最短37分で充電できるため、日々の使い勝手を高めてくれるだろう。
1万円台の安価なモデル、フリップ(縦折り)フォルダブルなど、多数のラインナップを取りそろえるモトローラの上位モデルが「motorola edge 60 pro」だ。
ミドルハイレンジのSoC「Dimensity 8350 Extreme」に、大容量12GBのメインメモリを搭載しているので、AIや重量級のゲームの動作もスムーズだ。ディスプレイ面と背面、どちらも四辺が緩やかにカーブした形状は持ちやすさと上品さがあり、PANTONEカラーを採用したボディも鮮やかで美しい。
最大125W入力の急速充電にも対応し、5,000mAhの内蔵バッテリは最短28分で100%まで充電することが可能だ。また、本体側面に設けられたAIキーを押すだけで、便利な「moto ai」を呼び出せるほか、GoogleのGemini LiveなどAndroidで利用できるさまざまな最新AI機能にも対応している。
AIを活用したカメラをはじめ、Googleの最新サービスを存分に使い倒せるGoogle Pixelシリーズ。中でも「Google Pixel 9a」は、2024年に登場したPixel 9シリーズと同じSoCを搭載しながら、価格をグッと抑えたお買い得モデルだ。
過去の「a」を冠するモデルと同様に、無印モデルやProモデルとの大きな違いはカメラの性能や、ディスプレイの明るさ、ベゼルが太いといった僅かな違いのみ。使い勝手は上位モデルと変わらない。
デザインもカメラ部分がよりスッキリとしたデザインに改められ、OSバージョンアップも長期に行なわれるなど、飽きずに長く使える1台を探している人にはぴったりのスマートフォンだ。
ゲーミングスマートフォンといえば10万円以上、中には20万円近いモデルも多く存在する中、なんと10万円以下で購入できるのが「REDMAGIC 10 Air」だ。
SoCは1世代前の「Snapdragon 8 Gen 3」だが、その分安く、それでいて最新機種と比べても極端に動作が遅い、ゲームが動かないといったこともない。もちろん高性能のSoCだけでなく、ゲームプレイを快適にするショルダートリガーや、液体金属などを組み合わせた冷却機構も搭載されている。
惜しむべきはおサイフケータイなどに対応しないことだが、新しいスマホでゲームをとにかく快適にしたい人には有力な選択肢になる1台だ。
2024年モデルのAQUOS R9から大きく外観が変わっていないため、目新しさはないものの、中身はしっかり2025年仕様にアップデートされたAQUOS R10。
カメラ機能はライカ監修なだけあって美しい上、14chのスペクトルセンサーを搭載したことで特に屋内など、スマートフォンのカメラが苦手とするシチュエーションでも美しい写真撮影を楽しむことができる。
迷惑電話のブロック機能や、最大3回のOSバージョンアップ、5年間のセキュリティアップデートなど安心機能も充実している。
8月に発表された最新世代のGoogle Pixel 10シリーズ。その中でもベースモデルとなる「Google Pixel 10」では、何と従来Proモデルにしかなかった望遠カメラが新たに搭載され、超広角・広角・望遠の3眼カメラに進化している。望遠カメラは光学5倍ズーム相当と高倍率だ。
ワイヤレス充電は「Qi2」に対応した。充電も高速かつ、MagSafeとの互換性もあるのでマグネットで取り付けるさまざまなアクセサリを利用できるようになっている。
また新たに開発されたSoC「Tensor G5」は基本性能の向上はもちろんのこと、AI処理能力の向上と効率化が図られている。Googleが次々とアップデートを行なうAI機能を、どのスマートフォンよりも速く快適に動作させられるのもPixel 10の強みだろう。
折りたたんだ形状がコンパクトで、従来のガラケーのようなスタイルが支持されているフリップ(縦折り)タイプのフォルダブルスマートフォン。
ただ折りたためるだけでなく、折りたたんだ状態のルックスや、外側のディスプレイの機能や見た目に注目が集まる中、Galaxy Z Flip7はディスプレイの大型化や狭額縁化、さらに本体自体の薄型化が進化点だ。
基本性能の向上はもちろんのこと、外側ディスプレイを利用しての自撮りでは動画撮影時、被写体をオートフレーミングする機能や、広角・超広角どちらのカメラを使っているか分かるような機能が追加され、撮影体験も向上している。
今やカメラの性能に長けたスマートフォンを作るメーカーといえば、真っ先に出てくることが多いXiaomi。そのXiaomiの2025年のフラグシップモデルとして登場した「Xiaomi 15 Ultra」だが、今回もカメラ機能は他社の追従を許さない、本気のカメラ特化スマートフォンに仕上がっている。
使用頻度の高い広角カメラは1型の大型センサーを搭載。望遠カメラは100mm相当で、これ以外にも超広角と中望遠の合計4台のカメラを搭載している。もちろん写りは従来通りライカ監修で、よりカメラっぽい撮影を可能にする専用アクセサリ「Photography Kit」が今回も用意されている。
スマートフォンの基本性能もハイエンドSoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載しているため、重量級のゲームを思う存分遊ぶことが可能だ。
横に開くとタブレットサイズの大画面が利用できるフォルダブルスマートフォンは、新しいスマートフォンを選ぶ際に憧れる1台だろう。その最新モデルであるGalaxy Z Fold7では、大幅な薄型化を実現し、閉じた状態でも一般的なスマートフォンほどの厚みを実現している。
さらに外部ディスプレイもベゼルが細く、閉じた状態でも普通のスマートフォンとして利用できる解像度と画面サイズに。「フォルダブルは分厚く重たい」から「一見普通のスマホ、でも開けばタブレット」という、フォルダブルスマートフォンの1つの到達点とも言える完成度だ。
その分価格も高いが、基本性能の高さとあわせ満足度の高い体験が得られる1台に仕上がっている。