トランプ政権移行チーム、米国務省キャリア官僚3人に辞任要請
[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ氏が20日に再び米大統領に就任するのを控え、政権移行チームが国務省のキャリア官僚3人に辞任を要請したことが、事情に詳しい複数の政府関係者の話で分かった。3人はいずれも省内外の調整や人事などを担当している。
トランプ氏は選挙運動の際、自身に忠誠心がないとみなす官僚を解雇し、「ディープステート(闇の政府)を一掃する」と表明していた。
状況をよく知る高官の1人は「さらに悪い事態を招きかねないとやや懸念している」と話した。
政治任用の職員は通常、新大統領が就任すると辞任を申し出るが、キャリア官僚の場合はほとんどが留任する。辞任を求められた3人はデレク・ホーガン、マーシャ・バーニカット、アライナ・テプリッツの各氏で、いずれも大使経験があり、長年にわたって民主党政権と共和党政権の双方に仕えてきた。
政権移行チームの国務省人事計画に詳しい複数の関係者によると、2017―21年の第1次トランプ政権では、キャリア官僚によってトランプ氏の政策が「台無しにされた」という感情が側近の間で広まった。このため、国務省に送り込む政治任用の高官を増やそうとしており、既に候補者と面接を行っている。
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Humeyra Pamuk is a senior foreign policy correspondent based in Washington DC. She covers the U.S. State Department, regularly traveling with U.S. Secretary of State. During her 20 years with Reuters, she has had postings in London, Dubai, Cairo and Turkey, covering everything from the Arab Spring and Syria's civil war to numerous Turkish elections and the Kurdish insurgency in the southeast. In 2017, she won the Knight-Bagehot fellowship program at Columbia University’s School of Journalism. She holds a BA in International Relations and an MA on European Union studies.