日経平均は92円安と3日ぶり反落、ソフバンGが支えるもプライム値下がり8割超=28日前場(ウエルスアドバイザー)
10/28 12:00 配信
28日前場は日経平均株価が、前日比92円36銭安の5万419円96銭と3日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同17.54ポイント安の3307.51ポイントと下落した。日経平均は午前9時4分に、同304円91銭安の5万207円41銭を付けた。朝方から、心理的なフシ目の5万円突破で生じた目先的な達成感や、短期急騰にともなう過熱感から売りが先行したようだ。売り一巡後は、押し目買いやソフバンG <9984> の上昇により下げ渋る動きをみせたものの、日米首脳会談の内容を確認したいとして、様子見姿勢が強まった。為替相場は1ドル=152円40銭台と、足元ではもみ合い。 東証プライム市場の出来高は11億6149万株、売買代金は3兆560億円。騰落銘柄数は値上がりが178銘柄にとどまり、値下がりは1401銘柄と8割を超えた。変わらずは34銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇した。帝人 <3401> 、東レ <3402> などの繊維株や、SUMCO <3436> 、三和HD <5929> などの金属製品株が下落。三菱倉 <9301> 、三井倉HD <9302> などの倉庫運輸株や、AGC <5201> 、TOTO <5332> などのガラス土石株も安い。リクルートH <6098> 、セコム <9735> などのサービス株や、大成建 <1801> 、清水建 <1803> などの建設株も軟調。ニッスイ <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も弱かった。一方、関西電 <9503> 、東ガス <9531> などの電気ガス株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が高い。
そのほか、ニデック <6594> 、KLab <3656> 、ホギメディ <3593> 、日鉄鉱 <1515> 、JESHD <6544> が下落。半面、イビデン <4062> 、LinkUG <4446> 、メタウォータ <9551> 、DeNA <2432> 、正興電機 <6653> などが上昇した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:10/28(火) 12:00