安田祐香の最新14本 「ZXi5」「RTZ」「Zスター◇」を新たに投入へ

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6610yd(パー72)

昨シーズンはツアー初優勝を遂げて、メルセデスランキングを自身最高位の15位で終えた安田祐香。プロ6年目を迎える彼女のバッグには、契約する住友ゴム工業の新しいクラブがいくつか見られた。

ドライバーは昨シーズンに続きスリクソン「ZX5 Mk II」。元々ゼクシオを使っていただけに、やさしいヘッドが好みだ。長年使っているシャフトの「アッタスキング」に関しては、「癖がなくて振りやすい」ともはや体になじんでいる。「シャフトは一発打って良ければ、だいたいそれに決めちゃいます」と本人は言うが、今のところアッタスキングに勝るものに出合っていないということだろう。

フェアウェイウッド、ハイブリッドも「ZX Mk II」を継続。一方で、アイアンは最新モデルの「ZXi5」に替えた。「抜けが良くて、しっかりスピンが入ってくれるのが良かった。前モデルに比べて打感はちょっと変わりましたが、それもすぐに慣れました」と評価する。前作では「7」も試したが、今回は「ZXi7」を試すことなく一発で「5」に決めたそうだ。

また、ウェッジも最新の「RTZ」へ。「以前使っていたモデルに似ていて、そのウェッジが結構好きだったんですよね。試してすぐにいい感じだなって思って」。どんな顔が好みなのか。「丸みがある中でもスッとしている方が好き。ボテッとしているのは嫌なんです。前使っていたモデルはそうだった気がします」。開いて使ったときに据わりがいいようにと、ソールのトレーリングエッジからトウ側にかけてがっつり削っている。「ペタペタなライのところでお尻側が当たっちゃうのが好きじゃないんです」

ボールもこのオフに新しい「Z-STARダイヤモンド」へスイッチした。「去年から試しているんですが、アプローチなどでのクラブへの吸いつきが良かった。ちゃんとフェースに乗ってくれるところがいい」。新しいウェッジとの相性も良かった。

初優勝をアシストしたオデッセイの「トリプルトラック TEN」は今年も継続。ホワイトホットインサートが入ったプロトタイプ(市販品はマイクロヒンジインサート)で、その信頼は非常に厚い。

ドライバー:スリクソン ZX5 Mk II ドライバー(10.5度) シャフト:USTマミヤ ATTAS KING(重さ50g台、硬さS)

フェアウェイウッド:スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド(3番15度、5番18度) シャフト:Miyazaki CODEX(重さ50g台、硬さS)

ユーティリティ:スリクソン ZX Mk II ハイブリッド(4番22度、5番25度) シャフト:UST マミヤ ATTAS MB HY(重さ75g、硬さR)

アイアン:スリクソンZXi5 アイアン(6番~PW) シャフト:NSプロ 850GH(硬さS)

ウェッジ:クリーブランド RTZウェッジ(48、52、58度) シャフト: NSプロ 850GH(硬さS)

パター:オデッセイ トリプルトラック TEN プロトタイプ ボール:スリクソン Z-STAR ダイヤモンド(2025年)

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