サトシ時代のクジラが9000BTCを10億ドル以上で売却──ビットコインは11万7000ドル割れ(CoinDesk JAPAN)

8万BTC以上を保有するビットコイン(BTC)のクジラは、14日にビットコインが史上最高値の約12万3000ドル(約1784万円、1ドル145円換算)まで上昇したことを受け、保有資産の一部を売却した。 ルックオンチェーン(Lookonchain)はXへの投稿で、ビットコインの匿名の生みの親であるサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)氏にちなんで「サトシ時代」と呼ばれる業界の黎明期にビットコインをマイニングしていたこのユーザーは、ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)を通じて9000BTC(10億ドル、約1450億円)を売却したと指摘した。 大量のビットコインを保有するユーザーは「クジラ」と呼ばれており、取引される数量が多いため、ビットコインの売買によって市場を動かす力を持つ。 サトシ時代のビットコインクジラは、特にウォレット内のビットコインが何年も動いていない場合に、トレーダーから市場のシグナルを求めて注視される。 サトシ時代とは、サトシ・ナカモト氏がコミュニティ内で活動しており、ビットコイン価格がおおむねセント単位で推移していた期間のことで、おおまかには2009年から2011年を指す。 ビットコインは14日の高値から下落し、11万7000ドルを下回った。多くのユーザーが利益確定で売却するため、価格が急騰した後にこうした下落が生じるのはよくあることだ。 ビットコイン価格は本記事執筆時点で11万7000ドルをわずかに上回っており、最高値から約4.55%下落した水準にある。 |翻訳・編集:林理南|画像:Shutterstock|原文:Satoshi-Era Whale Sells 9K BTC for Over $1B as Bitcoin Dips Below $117K

CoinDesk Japan 編集部

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