億万長者も夢じゃなかった…日本のITバブル崩壊の底値でSB、ソニー、ヤフー、楽天株を買っていたら。「AIバブル」を見越していまは「買い」か?(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン))


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画期的な発明をきっかけに、革命的な進化が起こり、社会の仕組みや生活インフラ、私たちの行動様式がそれまでと大きく変わることがあります。このような現象をパラダイムシフトと呼び、新しい企業が短期間で巨大化したり、株式市場ではバブル相場になったり、個別株に10倍株、100倍株が出現したりします。 ITバブルは、まさしくインターネットが登場したことによるパラダイムシフトでした。振り返ってみると、ITバブル時には今、紹介した4社をはじめ、多くのプレイヤー(主に新興企業)が生まれました。しかし、残念ながら期待外れに終わって消えていったプレイヤーもたくさん存在しました。 そして、バブル崩壊の底値で買っておくと株価10倍を狙えるのは、一部の勝ち組企業だけだという点には注意してください。 ITバブル当時、エンジニアとしてIT系上場企業に在籍していたが… バブル当時の雰囲気はどうだったかというと、とにかく「インターネットという、すごい発明で社会が変わる!」という話が先行していました。しかし具体的に何がどう変わるのか、それが企業や消費者にどのような利益をもたらすのかについて、まだまだよくわかっていなかったものでした。 はっしゃん自身も、ITバブル当時は、エンジニアとしてIT系上場企業に在籍していました。当時、バブルの中にいるという認識こそ社内で共有されていましたが、具体的なところはまだピンと来ていなかったように思います。 当時のエピソードの1つとして、「インターネットを使って新しいサービス分野に参入する」という具体的な内容がほとんどない薄っぺらいプレスリリース1枚で株価がストップ高になる勤務先企業を目の当たりにして「市場って少しバカだよな」と社内で同僚と笑い合っていた記憶があります。自分たちも理解が浅かったのですが。 誰もがまだよくわかっていないがゆえに、市場の期待が行きすぎる傾向になること。その過剰な期待の結果、バブル相場が発生するというわけです。

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