ウォーレン・バフェット、投資ルールについて語る…現金は「酸素」のように必要なものだが「良い資産ではない」(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)

ウォーレン・バフェットは、ある程度の現金を所有することは必要としたうえで現金を「酸素」のに例え、「何が起こるか分からないのだから、常に使える状態で持っていなければならない」と話している。バフェットは現金を「酸素」に例えながらも、「良い資産ではない」と話している。彼は現金よりも生産的な資産である企業を所有することを好むことで知られている。バフェットの話は、2025年5月に収録されたCNBCのインタビューで語られたもので、2026年1月13日の夜にテレビで放送された。 ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)は、バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)が大量の現金を抱え込んでいる現状を好ましく思っておらず、条件の合う投資のチャンスがあれば、1000億ドル(約15兆8000億円)をためらわずに投じるつもりだと語った。 【全画像をみる】ウォーレン・バフェット、投資ルールについて語る…現金は「酸素」のように必要なものだが「良い資産ではない」 この著名な投資家は、2025年5月に行われた経済・金融専門のテレビ局CNBCの番組のインタビューの中で、彼自身の率直な不満を語っている。このインタビューは、2026年1月13日に、「ウォーレン・バフェット:人生と遺産(Warren Buffett: A Life and Legacy)」と題した2時間の特別番組として放送されている。 50年以上にわたってバークシャー・ハサウェイのCEOを務め、最近その職を退いたバフェットは、この時価総額約1兆ドル(約158兆円)の巨大企業全体に影響を与えるほど規模が大きく、かつ割安だと思えるような株式や事業が見当たらないと語った。またバフェットはバークシャーで、「いくつか小さな投資はしているが、会社全体から見れば影響が出るほどの規模ではない」とも語っている。 「しかし私は、今日の午後にでも1000億ドルを使う用意がある」とバフェットは語り、さらに「1000億ドルを現金で持っているより、適正な価格で手に入るような、本当に優れた事業を抱える企業に1000億ドルを投じる方がいい」と付け加えた。 「1000億ドル」という金額で何が買えるのかをイメージするために挙げるならば、ナイキ(Nike)、ムーディーズ(Moody's)、ドアダッシュ(DoorDash)、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、スリーエム(3M)、マリオット(Marriott)、エアビーアンドビー(Airbnb)は、いずれも時価総額が1000億ドルを下回る企業だ。 バークシャー・ハサウェイの現金残高は、2024年の間に2倍以上に増え、3000億ドル(約47兆4000億円)を超えた。さらに2025年の第3四半期には、3500億ドル(約55兆3000億円)を上回っている。 ある程度の現金を保有することは必要だとバフェットは話した。現金を「酸素」に例えたうえで、「何が起こるか分からないのだから、常に使える状態で持っていなければならない」と語った。 しかし彼は「現金は良い資産ではない」と語っている。バフェットは、金やビットコインのように何も生み出さない資産、あるいは物価上昇によって価値が目減りする現金よりも、利益を生み配当を支払うことができる企業などの生産的な資産を保有することを好むことで知られている。 バフェットは「株式市場が将来どう動くかは自分にも分からない」と強調する一方、投資という行為そのものが、「興味深いゲーム」だとわかったという。さらに彼は、「ルールに従えば、実際には大きく負けることはない」と学んできたとも語った。

Theron Mohamed

BUSINESS INSIDER JAPAN
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