【中日】延長戦の末逆転負け...6年ぶり8連勝&2位浮上逃し借金5 10回勝野が蝦名にV打 清水2点差守れず 9回無死一、二塁も無得点

■プロ野球 中日 3-5 DeNA 延長10回 (20日 バンテリンドーム) 4位・中日はDeNAに延長戦の末痛恨の逆転負けで40勝45敗2分の借金5。19年7月以来6年ぶりの8連勝、2位・巨人が首位・阪神に敗れたため井上政権初の2位浮上を逃した。また5位・広島が最下位・ヤクルトに勝利すれば、再び5位転落となる。 3-3の同点で延長戦に突入した10回表、6番手・勝野が先頭の牧に中前安打、石上の投犠打で1死二塁を招くと、三森を申告敬遠。戸柱に右前安打でつながれ1死満塁としたが、京田を空振り三振で2死も途中出場・蝦名にセンターへ2点適時打を弾き返され勝ち越された。その裏、DeNA6番手・伊勢の前に1死から山本が中前安打も追いつくことができず試合終了。勝野は4敗目(4勝)。 試合は初回、1死から田中、上林の連打で先制に成功。3回に先発・大野雄大(36)が佐野の適時打で同点に追いつかれたが7回に1死満塁の絶好機で田中の2点適時打で勝ち越し。しかし9回に清水が1死二、三塁の場面で代打・京田に2点適時三塁打を浴び同点に追いつかれると、その裏無死一、二塁のサヨナラ機を逃し延長戦に突入していた。 大野は5勝3敗、防御率2.39で今季12度目の先発。前回の12日・広島戦(バンテリンドーム)は9回4安打1失点(自責1)で自身3年ぶりの完投勝利、自身3連勝中。DeNA戦は1勝1敗、防御率4.91で今季3先発目、通算では18勝12敗と勝ち越している。 初回は桑原を左飛、林を空振り三振、佐野を二ゴロに抑える立ち上がり。 スタメンは不動のオーダー。2番にセカンド・田中、クリーンアップは上林、細川、ボスラー、8番キャッチャー・石伊は大野と今季7度目のバッテリーを組む。 1回裏、1死から田中がDeNA先発・大貫のストレートを捉えレフトオーバーの二塁打を放つと、続く3番・上林が1ストライクからスライダーを右前へ運び、二走・田中が一気に本塁に生還。わずか9球で1-0の先制に成功する。 1点リードを受けた大野は2回、先頭の宮﨑に四球も後続を退け無失点。だが3回表、1死から大貫、桑原に連打を許すと、林を右飛に打ち取り2死も3番・佐野の中前適時打で1-1の同点に追いつかれる。 打線は2回以降3イニング連続三者凡退。5回には先頭の山本が左前安打、1死から石伊の左前安打で一、二塁を作ると、大野が投前へきっちり犠打を決め2死二、三塁としたが岡林が空振り三振。 6回にも先頭の田中が左前安打、2死からボスラーが右前安打でつなぎ一、三塁としたが、山本が左飛でなかなか勝ち越し点を奪えず。 一方大野も4回、5回と2イニング連続三人で攻撃を退ける。6回は2死から牧、宮﨑の連打で 一、二塁もフォードを空振り三振に斬った。 大野は6回83球、被安打5、奪三振4、与四球1、1失点(自責1)で降板。7回表は2番手・橋本が登板し、戸柱、井上、大貫の代打・度会を内野ゴロに仕留め6試合連続無失点。 その裏、DeNA2番手・中川に対し先頭の板山、石伊の連打で無死一、二塁。橋本の代打・石橋がきっちり犠打を決め1死二、三塁とし、岡林は申告敬遠で満塁に。するとこの日2安打を放っている2番・田中がフルカウントから甘く入ったフォークを中前へ弾き返し、板山、石伊が生還する2点適時打で3-1と再び勝ち越した。田中の猛打賞は24年5月14日・阪神戦(豊橋)以来今季初。 8回は3番手・藤嶋が登板し、先頭の桑原に中前安打も林を遊ゴロ、佐野、牧を連続空振り三振に斬る。その裏、DeNA4番手・颯に対し1死から山本が中前安打で出塁も無得点。 9回表、抑え・清水が登板。宮﨑、フォードに連打、戸柱の投犠打で1死二、三塁を招くと代打・京田にストレートを左前へ運ばれ、その打球を途中出場のレフト・尾田が後逸。記録は京田の2点適時三塁打となり、3-3の同点に追いつかれる。なおも度会、桑原に連続四球で満塁を招くも5番手・斎藤が林、佐野を連続空振り三振に斬りガッツポーズを見せた。 その裏、DeNA5番手・宮城に対し斎藤の代打・カリステがレフトオーバーの二塁打を放つと、岡林が申告敬遠で一、二塁も田中がスリーバント失敗、上林、ブライトが連続空振り三振でサヨナラ機を逃し延長戦へ。

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